光が映り込みにくい超低反射画面に驚き、ファーウェイがPCライクな13.2型タブレットをグローバル発売

2025年2月20日(木)23時31分 マイナビニュース


HUAWEIが2月18日にマレーシア・クアラルンプールで開催したグローバル向け新製品発表会で、13.2型タブレット「HUAWEI MatePad Pro 13.2-inch 2025」が登場しました。13.2型の高性能ディスプレイを搭載し、“PCのように扱える”とアピールされた同社最新タブレットです。
天井の明かりや屋外から差し込む光が反射しにくい強力なアンチグレア画面「HUAWEI PaperMatte Display」を上位モデルで採用。今回、ファーウェイ・ジャパンによる取材ツアーに参加し、マレーシアで開催された新製品発表会で実機を見てきました。
[取材協力:ファーウェイ・ジャパン]
グローバル向けの製品公式サイトによると2月18日から予約受付を開始。通常ディスプレイ・12GBメモリ・256GBストレージで1,049ユーロから(166,448円、1ユーロ158.67円換算時)、PaperMatte Display・12GBメモリ・512GBストレージで1,199ユーロから(190,230円、同)。日本での発売は検討中ながら、現時点では「未定」とのこと。主な特徴は以下の通りです。
●アンチグレア仕様の13.2インチ有機ELディスプレイ
●2.8K(2,880×1,920ドット)で高い色再現性(デルタE<1)
●独自開発のペン対応アプリを搭載
●WPS Officeアプリでキーボード・マウス操作可
大きな特徴の1つとして、フィルム層とエッチング技術により反射率2%という強力なアンチグレア性能を備えたディスプレイ「PaperMatte Display」搭載モデルが用意されたことが挙げられます。天井のライトや近くの明かりが反射しにくいことで、画面を見る視覚と脳の疲労を軽減し、目をケアすることが目的とのこと。画面は144Hz駆動で、解像度は2,880×1,920ドット。
なお本体構成は同等ながら、ディスプレイが通常の有機ELディスプレイ(アンチグレア非対応)となるモデルと、アンチグレア仕様のPaperMatte Displayを搭載した「PaperMatteエディション」の2モデルがラインナップされます。
同社でSenior Product Expertを務めるKelsen Tan氏は発表の中で「これまでの自社タブレットの中でもっともパワフルな製品」とHUAWEI MatePad Pro 13.2-inch 2025を紹介しました。
また「PCのように使える」点も訴求ポイントの1つ。文書作成・プレゼンテーション作成・表計算などが統合されたWPS Office(キングソフト社)や、ファーウェイが開発したアプリ「Huawei Notes」や「GoPaint」の最新版が搭載されており、加えてマウス・キーボードが使用できるため資料作成を中心に日常業務がしやすいといいます。
本体の重さは580g。厚みは5.5mmと薄く、外装フレームはマグネシウム合金、背面はグラスファイバー製で耐久性も持たせたとします。バッテリー容量は10,100mAhで、同社の急速充電機能「HUAWEI SuperCharge」の適用で65分でのフル充電が可能。側面には指紋センサーを搭載し、セキュリティにも配慮しました。スピーカーは6基、マイクは4基を内蔵します。
プロセッサはKirin T92(オクタコア)、OSはHarmonyOS 4.3となり、Google Playは非対応であることに注意。カメラは前面に16MP(広角)、背面に50MP・8MP(広角)の3レンズを搭載。本体サイズはW289.1×D5.5×H196.1mm、重さは約580gです。カラーはブラック、ゴールドの2色です。

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