技適マークって何？安心して格安スマホを使おう！
2018年2月20日（火）12時14分 しむぐらし by BIGLOBE
格安スマホの使用には技適マークが必要
日本において、格安スマホに限らずあらゆる無線機は、総務省から認定・認証を受けていなければ使用することができません。
もし認定・認証を受けていない無線機で、3G、LTE、Wi-Fiなどの無線通信を利用した場合、法的に処罰される可能性があります。
使用認定・認証を受けているかどうかは、「技適マーク」と呼ばれるマークの有無によって確認することが可能です。
格安スマホは、海外から輸入されたまま総務省の認定・認証を受けていないケースもあり、技適マークが記載されていないこともあります。技適マークの有無は、しっかり確認しましょう。
また、ワイヤレスイヤホンなどのBluetooth機器にも技適マークは必要なので確認してください。
技適を受けていない端末を使うと罰則の対象に
総務省の認定・認証を受けていない無線機を使った場合、電波法違反となり「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が課せられます。
また、公共性の高い無線局に妨害を与えたと判断されると「5年以下の懲役又は250万円以下の罰金」といった罰則を受けることになります。
技適マークの確認方法
技適マークは「設定」のメニュー内にある端末情報、もしくは端末の裏に書かれていることが多いです。
たとえば、iPhoneの場合には、「設定」のメニュー内にある「法律に基づく情報」の部分に記載されています。
万が一、技適マークが見つからなかったときは、総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」を利用してみてください。製品の型式か番号を入力すれば、その製品が認定・認証されているのかを確認することができます。
海外からの観光客の場合はどうなるか
海外から訪れている観光客が使うスマートフォンには、ほとんどの端末に技適マークが記載されていません。技適マークはあくまで日本独自のものであり、国際的に統一されているわけではないからです。
そのため、海外から来る観光客に対しては「入国から90日以内であれば、条件付きで技適マークなしのスマートフォンを使うことができる」という例外措置が用意されています。
格安スマホを利用するときは、まず技適マークをチェックしてください。インターネット通販など安価で販売されている商品の中には、認定・認証を受けてない商品が混ざっている場合もあります。
こうしたインターネット通販で購入した機器に関しては、技適マークがあるかどうか十分に確認して、法律に抵触しないように気をつけましょう。
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