Webkit・Chromium・Geckoが協力開発した「Speedometer 3.0」登場 - 体感しやすい速度指標のブラウザベンチ
2024年3月12日(火)15時48分 マイナビニュース
Speedometerは、もともとAppleのブラウザエンジンであるWebkit開発チームが作ったブラウザでの処理速度を計測できるベンチマークテスト。これまでの最新バージョンはSpeedometer 2.1が用いられてきたが、今回バージョンのナンバリングを大きく進めた新バージョンがリリースされたことになる。
Speedometer 3.0では、Webkitだけが有利にならないようGoogle ChromeやMicrosoft Edgeで採用されているChromiumに加え、Firefoxなどで活用されているBlink・Geckoエンジンの開発者も開発に参画。これまで性能計測指標に用いられてきた「TodoMVC」にも手が加えられ、さらにニュースサイトやチャート表示、テキストエディターなど実用的なアプリケーションにおける性能計測も行えるようになっている。