NECが「DXの実現」に必要な6つのパターンを解説、自社の目指す類型を定義する

2024年3月28日(木)11時1分 マイナビニュース

NECは今般、メディアとITアナリストを対象とした「DX(デジタルトランスフォーメーション)勉強会」を開催した。2回目の開催となる今回の勉強会には、1回目の勉強会と同じく、NEC コンサルティングサービス事業部門 マネージングディレクターの井出昌浩氏が登壇した。
今回、井出氏は「企業のDX推進における、組織人材変革」をテーマに先駆企業の具体的な事例を紹介した。
DX人材≠デジタル人材
井出氏は、勉強会の最初に「DX人材」の定義として、「デジタル(D)を駆使して変革(X)を推進する人材」であるという説明を行った。井出氏曰く、DX人材とは、「デジタル技術やデータを駆使して、前提や慣習を打破しながらビジネスや業務変革、それに必要な変革を推進する人材」だという。
「よくデータサイエンティストやプログラマーといった職種を指す『デジタル人材』とDX人材を混合して考えてしまう人がいますが、実際にはDX人材はデジタル人材よりも『変革人材』に近いと考えられます」(井出氏、以下同氏)
デジタル人材は、一定数は必要であるものの、技術や手法は日進月歩であるため、目的に応じて育成や確保(外部活用)を行えば良いという面があるのに対して、変革人材は、自分自身の変革を含めて全社で取り組まなければならないため、外部に依存することができないという特徴を持っているのだ。このような特徴から、DX人材はデジタル人材ではなく変革人材と近しい存在だと考えているという。
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