Dynabookが個人向けモバイルノートPCの25年夏モデルを発表 Copilotキーを搭載しプリインストールの「Microsoft Office」を刷新
2025年5月14日(水)11時35分 ITmedia PC USER
dynabookの2025年夏モデルが登場する
(※1)dynabook Rシリーズについては、既にCopilotキー付きキーボードに移行済み
●dynabook Vシリーズ(13.3型2in1)
13.3型のコンバーティブル式2in1モデル「dynabook Vシリーズ」の新モデルは、CPUがCore Ultraプロセッサ(シリーズ1)に、メモリがより高速なLPDDR5X-6400規格にそれぞれ変更される。ディスプレイ上部にあるインカメラのセンサーも、約200万画素(フルHD撮影対応)に強化される。
バッテリー駆動時間(※2)はアイドル時で約27時間、動画再生時で約10時間とされている。
(※2)JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.3.0に基づく自社測定値(以下同様)
店頭販売モデルは、Core Ultra 5 125U/16GBメモリ/256GB SSDを備える「dynabook V6/Y」と、Core Ultra 7 155U/16GBメモリ/512GB SSDを備える「dynabook V8/Y」の2機種を用意する。想定販売価格はV6/Yが24万円台前半、V8/Yが27万円前後となる。
●dynabook Rシリーズ(14型プレミアム)
14型のクラムシェル式プレミアムモバイル「dynabook Rシリーズ」は、Core Ultra 5 125H/16GBメモリ/256GBメモリ搭載の「dynabook R7/Y」と、Core Ultra 7 155H/16GBメモリ/512GB SSD搭載の「dynabook R8/Y」の2モデルが登場する。これらはプリインストールのOfficeを変更したこと以外は、現行モデル(R7/WとR8/W)からの仕様変更はない。ただし、アイドル時のバッテリー駆動時間が約26.5時間に改善されている。
想定販売価格はR7/Yが22万円台半ば、R8/Yが25万円台後半となる。なお、Core Ultra 7 155H/32GBメモリ/512GB SSD搭載の最上位構成については、2024年4月に発売された「dynabook R9/X」を継続販売する。
●dynabook Mシリーズ(14型ホームモバイル)
14型クラムシェル式ホームモバイル「dynabook Mシリーズ」では、キーボードとプリインストールするOfficeアプリを変更したモデルが登場する。CPUのアーキテクチャはRaptor Lake(開発コード名)世代で変わりないが、下位モデルはより新しい「Coreプロセッサ(シリーズ1)」を搭載している。
想定販売価格は、Core 5 120U/16GBメモリ/256GB SSDを備える「dynabook M6/Y」が17万円台半ば、Core i7-1360P/16GBメモリ/512GB SSDを備える「dynabook M7/Y」が18万円台半ばとなる。
●dynabook Sシリーズ(13.3型スタンダードモバイル)
13.3型クラムシェル式スタンダードモバイル「dynabook Sシリーズ」では、搭載CPUをCore Ultra 120Uに変更した新モデル(dynabook S6/Y)が登場する。メモリは16GB、ストレージは256GBのSSDを備える。想定販売価格は17万円台半ばだ。
●dynabook K2(デタッチャブル式10.1型2in1)
デタッチャブル式の10.1型2in1 PC「dynabook K2」は、2024年2月に発売されたモデルに付属するキーボードとプリインストールされるOfficeアプリを変更した構成(dynabook K2/Y)が登場する。想定販売価格は9万円台後半で変わりない。