格安SIMの初期費用はどれくらい?|初期費用の内訳やその他費用
2019年5月24日(金)10時0分 しむぐらし by BIGLOBE
最近はCMも頻繁に放映されるなど、すっかりおなじみになった格安SIM。
とはいえ、興味はあるものの、まだ乗り換えられていない人も少なくないと聞きます。
料金体系がいまいちピンとこなかったり、キャリアを解約するタイミングがわからなかったり、乗り換える際の手続きが面倒なんじゃないかと感じたり。余計にお金がかかるのではないかという不安を抱えている人もいるかもしれません。
そこで本記事では、格安SIM契約の際にかかる初期費用をまとめました。
BIGLOBEモバイルを例に、契約時のポイントを簡単にご紹介します。
初期費用は3,000円とちょっと!
結論から書きますと、BIGLOBEモバイルの初期費用は3,394円(税別)です。
申し込み手数料の3,000円に加えて、SIMカード準備料として394円がかかります。
この値段はBIGLOBEモバイルのケースとなりますが、他の格安SIMでも初期費用は同程度。やはり申し込み手数料として3,000円程度、そしてSIMカードの発行手数料に400円前後が必要となります。
ちなみにSIMカードについては、変更・紛失・追加契約の際にも手数料がかかりますので、ご注意ください。
他にかかる費用は?
以上の初期費用が基本となりますが、場合によっては以下のような費用がかかることもあります。
- SIMロック解除手数料
- スマートフォン端末の代金
- MNP転出手数料
- 解約する携帯電話会社の違約金
それぞれどんなものか見ていきましょう。
SIMロック解除手数料
今使っているスマートフォンで格安SIMを使おうとする場合に、かかることがある費用です。
「SIMロック」とは、特定の携帯キャリアのSIMカードしか使えないようにする制限のこと。
auのスマートフォンならauのSIMカード、docomoのスマートフォンならdocomoのSIMカードでしか使えないよう、端末側で制限がかけられていることがあります。
ただし、キャリアから格安SIMに乗り換えるからと言って、必ずしもSIMロック解除が必要というわけではありません。
例えば、ドコモの回線を利用している格安SIMであれば、ドコモで購入した機種のSIMロック解除は必要ありません。同様にauの回線を利用している格安SIMであれば、auで購入した機種のSIMロック解除は必要ありません。
※auの場合、2017年8月1日以前に販売されていた機種に関してはSIMロック解除が必要になります。
上記以外のケースで、SIMロック解除が必要な場合、電話やショップで手続きをすると、3,000円の手数料がかかります。webでの手続きなら無料ですみますので、ぜひwebでの手続きを活用したいですね。
▼参考記事▼
スマートフォン端末の代金
格安SIMを契約する際に新しくスマートフォン端末を買おうと検討している場合は、もちろんその端末代金も必要になります。
格安SIMとSIMフリースマホがセットでおトクに購入できる特典を実施しているところもあるので、ぜひチェックしたいですね。
▼参考記事▼
MNP転出手数料
今使っている電話番号をそのまま格安SIMでも利用したい場合、解約する携帯電話会社側で「MNP転出手数料」がかかります。
以下は、キャリアのMNP転出手数料の例です。
- ドコモ…2,000円
- au…3,000円
- ソフトバンク…3,000円
※金額は2019年5月時点のもので、すべて税別です。
解約する携帯電話会社の違約金
ドコモやソフトバンクなどのキャリアでは、契約は「2年単位での自動更新」が基本です。契約更新月を含む前後3カ月以外での解約には9,500円(税別)の違約金が発生します。
※2019年5月現在
加入しているプランや契約条件によって、違約金は異なりますので、詳細は携帯電話会社に確認してみましょう。
まとめ
本記事では初期費用について簡単に取り上げましたが、格安SIM契約にかかる費用はさほど高くありません。むしろ気にかけたいのは、キャリアの解約料ですね。
近年は2年縛り廃止の動きもありますので、今後変わっていく可能性はありますが、まずは自分がどのような契約をしているか、解約料が発生しないのはいつになるのかを、改めて確認しておきたいところ。
また、格安SIMを契約した場合の詳しい料金を知りたい方には、以下のページで提供している診断シミュレーションが参考になるかと思います。お時間がありましたら、ぜひ試してみてくださいね。