OpenAIの新AIモデル「GPT-4o」リリースでネットの反応は? 「自然に会話できる」「時代の転換点」
2024年5月25日(土)15時54分 マイナビニュース
「GPT-4o」のこれまでのAIとの大きな違いはチャットからマルチモーダルへの移行だ。マルチモーダルとは、音声、画像など複数のデータ形式に対応することを意味する。例えば、GPT-4oは文章に加えて複雑な数式や図を含む大学レベルの物理テストも解ける。
これまでマルチモーダルは有料のGPT-4に実装されていたが、それが無料で提供されたのも多くのユーザーにとっては嬉しいニュースだ。
また、それらの即時性が格段に上がっているのも魅力である。
これまでのAIモデルは応答遅延により機械的な会話感が否めなかったが、「GPT-4o」のデモムービーでは、SF映画のように人間かAIか区別がつかない滑らかな対話が可能になっている。
OpenAIによると、「GPT-4o」の「o」は「omni」の略で、全てのメディアを処理可能なGPTを処理できるようになったGPT」といったような意味が込められていると考えられる。
OpenAIのCTO(最高技術責任者)をつとめるミラ・ムラティ氏は、新モデルがユーザーとのインタラクションを大幅に改善し、さらに使いやすくなったとコメントしている。
ネット上の反応は「時代の波に追いつけない????」「フィクションが現実になった」「もう仕事しなくていいんじゃねえか」など、特にAIがSF映画レベルの対話能力を実現したことに対して、驚きと期待の声が多く寄せられている。