キングセイコー、優美な曲線を描く1969年モデルをモチーフにした新シリーズ

2024年6月6日(木)17時35分 マイナビニュース

セイコーウオッチは、機械式腕時計「キングセイコー」の新シリーズ「KS1969」のレギュラーモデル3種とSEIKOブランド100周年記念モデル1種を7月6日に発売する。価格は各396,000円。
キングセイコーの歴史は1961年までさかのぼることができる。前年に諏訪精工舎が作り上げたグランドセイコーのライバルとして、第二精工舎が開発したもうひとつの高級腕時計だ。その後、70年代に入ってクオーツ時代の到来とともに一度は幕を下ろすが、半世紀を経て2022年にブランドとして再始動した。
2022年以降の新生キングセイコーは、1965年登場の2代目モデル(44KS、通称KSK)のシャープでマッシブなデザインをベースとしてきた。今回レギュラーラインナップに加わる「KS1969」はその名の通り1969年頃のモデル(45KCM)のデザインを引用している。現代の腕時計ではあまり見かけない、優美な曲線を描いたクラシカルなケース形状が印象的だ。
薄型自動巻きムーブメント「キャリバー6L35」を搭載し、クラシカルな印象を強めるボックス型サファイアガラスを採用しながらもケース厚9.9mmと薄く仕上げた。そこに組み合わされる多列ブレスレットは、1970年代のモデルから着想を得たものだという。
レギュラーモデルのダイヤルカラーは、キングセイコー生誕の地(注:第二精工舎の本社工場は亀戸にあった)であり、歴史と未来が交錯する東京をイメージした。型打ち模様による上品な光沢感で現代の街並みを表現したシルバー、伝統色「江戸紫」を用いたパープル、グラデーションで緑豊かな都市を表したグリーンの3色を用意する。
SEIKOブランド100周年記念モデルのモチーフは「昇り龍」。清流をイメージしたライトブルーグリーンのダイヤルに、繁栄の意味を持つ龍の鱗紋様を施した。世界限定700本で、うち300本が国内分となる。
ケース・ブレスレットはステンレススチール製。ケース径は39.4mm。防水性能は5気圧。パワーリザーブは約45時間。

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