2024年8月のWindows 11アップデート、「Windows アプリ」が登場
2024年9月2日(月)8時47分 マイナビニュース
○2024年8月のWindows 11主要アップデート情報
主なトピックは次のとおり。
○セキュリティのトピック
Microsoftでは、Microsoft Entraのグローバル管理者に対し、2024年10月15日までに、Azure PortalにアクセスしてテナントのMFA(多要素認証)を有効にするように警告している。10月16日以降は、Azure Portal、Microsoft Entra 管理センター、Microsoft Intune 管理センターのそれぞれでMFAが必須化されるためである。ただし、10月15日までの間にAzure Portalで設定することで、MFA有効化の対応期限を2025年3月15日まで延期できる。
関連記事: Microsoft、10月15日までにAzure Portalで多要素認証を有効にするよう警告 | TECH+(テックプラス)
○デバイス管理の新機能
Intune Advanced Analyticsで、CPUまたはRAMのスパイクで発生するパフォーマンス低下を特定できる新しいリソース パフォーマンス レポートが利用可能
Windowsパッケージマネージャー(WinGet)バージョン1.8をリリース
Windows 365のEnterpriseエディションおよびFrontlineエディションで新しいGPU対応クラウドPCの一般提供を開始
○Windows Server の新機能
AzureのWindows Server 2025 Evaluation VMでホットパッチのプレビュー版を提供開始
Windows Server DatacenterのAzureエディション プレビュー ビルド26257を提供開始
○生産性とコラボレーションの新機能
スタートメニューの [ピン留め] セクションからアプリをドラッグしてタスクバーにピン留めできる
ファイルエクスプローラーでタブを右クリックしてタブを複製できる
様々なデバイス上のWindows デバイスとアプリに接続できる「Windows アプリ」のプレビュー版をリリース
そのほか、Windows InsiderプログラムではWindowsのさまざまな新機能のプレビュー版が利用可能になっている。Microsoftは、改善された機能や新機能を活用して、組織の保護の強化や、生産性の向上を実現することを期待していると説明している。