デルは販売した製品の使用に伴うGHG排出削減にも貢献、気候変動対応の進捗は?

2024年10月23日(水)7時35分 マイナビニュース


デル・テクノロジーズ(以下、デル)はこのほど、脱炭素社会と循環経済の促進に関する取り組みについて、記者向けに勉強会を開催した。デルのサステナビリティに関する具体的な取り組みは2010年ころに始まったそうだ。
その後、サステナビリティの取り組みは2015年にパリ協定の目標達成に向けて設計され、SBTi(Science Based Target initiative)によって承認されたGHG(Greenhouse Gas:温室効果ガス)削減目標を設定する最初の12社のうちの1社となっている。勉強会では、同社が持続可能な未来に向けて設定する目標値と、これに対する具体的な進捗が紹介された。
サステナビリティのために再エネ100%使用を目指す
デルでESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンスの頭文字を取ったもの)領域を担当する松本笑美氏はまず、デルが実施した調査の結果から、企業のサステナビリティに関する優先項目を紹介した。
調査結果によると、サステナビリティに関する優先項目を設けている企業の割合は97%にも上る。具体的な項目としては、「テクノロジー / AI / 機械学習 / データサイエンスを活用してサステナビリティの取り組みに情報を提供、最適化する」(47%)の回答が最も多かったという。
「サステナビリティにおける適切なガバナンスを確立する」(44%)、「廃棄物を最小限に抑え、サーキュラーエコノミー(循環型経済)に貢献する」(41%)、「よりサステナブルな商品を調達・活用する(再生材、リサイクル可能な梱包材の使用など)」(40%)、「環境・社会・ガバナンス(ESG)レポートとコンプライアンスの向上」(39%)といった回答が続く。多くの企業がサステナビリティを優先項目として、具体的な施策に取り組んでいることが分かる。
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