現行Androidスマートフォンの価格まとめ【2024年11月編】 新機種「AQUOS sense9」が2年で1万円台、「razr 50 ultra」特価も
2024年11月27日(水)10時54分 ITmedia Mobile
実質負担額は、ドコモの「いつでもカエドキプログラム」、auとUQ mobileの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「新トクするサポート」を適用して、最大限支払免除を受けた場合の負担額だ。なお、機種によってはプログラム名と内容が異なる。
MVNOでの端末価格は、短期間で終わる割引を避け、割引適用前か長期的な割引を適用した場合の価格を記載する。記事内の価格は全て税込み。
なお、iPhone 16シリーズの価格は以下の記事を参照してほしい。
●ハイエンドは「Xiaomi 14T Pro」「motorola razr 50 ultra」、ミッドレンジは「AQUOS sense9」がお得
11月の注目機種はXiaomi 14T Proとmotorola razr 50 ultra。どちらもハイエンドモデルだが、前者はストレートタイプ、後者は縦折りタイプで使わないときは折りたたんでコンパクトになるタイプだ。
Xiaomi 14T Proは、国内ではソフトバンクとIIJmioが取り扱う。一括価格はソフトバンクが12万4560円、IIJmioが1万4760円安い10万9800円だ。IIJmioでは2025年2月3日までのりかえ価格の8万9800円となる。キャンペーン期間中に他社からMNPでIIJmioモバイルサービス ギガプランの音声SIM/eSIMに乗り換えると同時に、キャンペーン対象端末を同時に申し込むと、1契約者(mioID)あたり1台まで対象端末が“のりかえ価格”となる。
ただ、ソフトバンクでは新トクするサポート(プレミアム)を利用し、購入から約1年後に返却すれば、3万2706円となるため、分割払いや返却などの条件に納得できるなら、IIJmioより安いソフトバンク向けモデルがおすすめだ。
motorola razr 50 ultraは、発売日が12月6日でまだ購入はできないが、価格は発表されているので、念のため取り上げたい。こちらもソフトバンクとIIJmioが取り扱う。一括価格はソフトバンクが17万1360円、IIJmioが17万8800円(のりかえ価格は12万8800円)。他社からソフトバンクに乗り換えてソフトバンクオンラインショップで購入し、新トクするサポート(プレミアム)を利用して、約1年後に返却した場合は4万6326円だ。
新機種を短期使用でも割安に入手できるプログラムは、ドコモとソフトバンクが提供しているが、ソフトバンクの「新トクするサポート(プレミアム)」は割引の内訳が詳細に開示されておらず、利用者が実質負担額を算出しなければならない。
例えば、ハイエンドモデルで新トクするサポート(プレミアム)対象の「AQUOS R9」は、オンラインショップの総額が青色で3万1824円となっているが、これに早トクオプション利用料の1万2100円、あんしん保証パックサービスの1万2870円(990円×13回)を足すと5万6794円となる。そこからオンラインショップ割の2万1984円を引いた金額が、他社から乗り換えてオンラインショップで購入し、その後、約1年間使った場合の実質負担額となる。
ミッドレンジモデルとしては、「AQUOS sense9」がお買い得だ。取り扱うのはMNOがNTTドコモ、KDDI(au/UQ mobile)、ソフトバンク、楽天モバイル、MVNOがIIJmioやmineoだ。メモリとストレージはキャリアモデルが6GB/128GBのみだが、IIJmioとmineoではさらに多い8GB/256GBを選べる。
6GB/128GBモデルの一括価格はIIJmioが最も安い。2025年2月3日まで実施中の「トクトクキャンペーン【スマホ大特価セール】」を適用すれば、一括6万4980円のところ3万9800円となる。キャリアの端末購入プログラムだけで見ればソフトバンクがお得だ。新トクするサポート(スタンダード)を利用して25カ月目≒約2年後に返却すれば3万4920円となり、オンラインショップ割(2万1984円引き)を適用すれば1万2936円となる。
各社オンラインショップにおける価格をまとめた表は以下の通り。