KDDIらが光無線で大容量映像伝送に成功、レース映像の多視点・高精細化へ前進
2024年12月6日(金)22時40分 マイナビニュース
三重大学、日立国際電気、デクセリアルズ フォトニクス ソリューションズ、KDDI総合研究所、東洋電機は、鈴鹿サーキットで撮影した4K非圧縮マルチチャネル映像を、光無線と光ファイバでライブ伝送することに成功したと12月6日に発表。光ファイバの敷設が難しい場所から、モータースポーツなどの多視点・高精細映像を視聴者へ届けられるようになるという。
5者は、「臨時に大容量回線を必要とし、かつ光ファイバの敷設が難しいイベントなど」での利用を目的として、光無線技術を含む電波・光融合無線技術の研究開発を進めてきた。今回、東洋電機が開発したオールオプティカル方式光無線トランシーバを使い、鈴鹿サーキット(三重・鈴鹿市)で10月27日にフィールド実証を行った。この実証は、同サーキットを経営するホンダモビリティランドと、三重県北勢地域をサービスエリアとするケーブルテレビ事業者のシー・ティー・ワイの協力で実現した。
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