NXPとVISの合弁会社がシンガポールで300mmファブ建設に着工、投資額は78億ドルを予定
2024年12月9日(月)17時59分 マイナビニュース
NXP SemiconductorsとTSMC傘下で台湾3位のファウンドリであるVanguard International Semiconductor(VIS)は、2024年9月に設立した合弁会社Vision Power Semiconductor Manufacturing Company(VSMC)が12月4日、シンガポールのタンピネスで新たな300mm対応半導体工場の起工式を執り行ったことを発表した。
このVSMCの新工場の投資総額は78億ドルで初期生産は2027年に開始される予定。第1フェーズの立ち上げが成功した時点で、第2フェーズの検討も進められるとのことで、2029年には月産5万5000枚のウェハ生産を見込む。製造プロセスは130nm〜40nmで、自動車、産業機器、コンシューマ、モバイルなどにおける電力制御ICなどがターゲットとされる。
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