2週間天気 高温傾向で桜前線は東北北部へ 北日本は「寒の戻り」に注意
この先2週間も各地で気温が高い傾向で、来週にかけては桜前線が東北北部へと北上する見込みです。ただ、次の週末は北日本を中心に一時的な「寒の戻り」に注意が必要です。
前半(2日〜8日) 次の週末は北日本に寒気
向こう2週間も気温の高い日がほとんどですが、北日本には一時的に寒気の南下する日がありそうです。
あす2日は関東から西の太平洋側で雲が広がりやすいですが、気温は高く、暖かいでしょう。3日〜4日にかけては高気圧に覆われて、広い範囲で晴天となり、ポカポカ陽気です。
来週後半は低気圧の影響を受けやすく、5日は九州で雨が降り出すでしょう。6日〜7日は広い範囲で雨が予想されます。各地で暖かい南風が吹き、最高気温は全国的に平年を上回るでしょう。桜前線は東北北部まで進み、秋田は5日、盛岡は6日が開花予想となっています。
8日頃には北日本で「寒の戻り」となる所があるでしょう。平地で雪の目安となる、上空約1500mで-6℃以下の寒気が、北海道や東北北部まで南下してきます。今の所、大雪となることはなさそうですが、状況次第では路面の状況が悪化する可能性があります。
3月中から北日本でも暖かい日が多くなっていますが、まだまだ雪への備えは忘れないでください。
後半(9日〜14日) 高温傾向続く 東北北部は桜見頃
後半(9日〜)も、天気が周期的に変化しますが、気温の高い状態は続きそうです。
9日〜10日頃は晴れる所が多いですが、11日〜12日頃は低気圧や前線の影響で雨の降る所が多くなるでしょう。その先、14日頃にも西日本や東日本では広く雨が予想されます。
最高気温は関東から九州では20℃以上の日が多く、平年を上回る陽気が続くでしょう。東北でも暖かさが続き、北部では桜が一番の見頃となりそうです。
ただ、12日頃、低気圧が通過した後には一時的に寒気が入るため、北日本は気温が下がります。札幌市の最高気温は久しぶりに10℃に届かないでしょう。寒暖差にご注意ください。
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