台風7号 明日15日紀伊半島に上陸し関西縦断の恐れ 対策・避難は明るいうちに!
台風7号は、明日15日に紀伊半島に上陸し、その後は関西を縦断する恐れがあります。今夜から明日にかけて、大雨や暴風、高波、高潮に厳重な警戒が必要です。
雨と風のピークは今夜から 多い所では8月1か月分の雨が降る恐れも
台風の接近上陸に伴い、関西では雨と風が強まる恐れがあります。
特に、今夜は南部を中心に猛烈な風の吹く所があり、明日15日は広い範囲で警報級の暴風となる恐れがあるため、暴風や高波に警戒が必要です。
また、今夜から明日にかけて、線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
場所によっては、平年の8月1か月に降る雨が、たった一日で降る恐れがあるため、大雨による土砂災害や河川の氾濫、低い土地の浸水に警戒が必要です。
雨と風のピークは今夜からと、暗い時間帯が重なるため、台風対策や避難は、出来るだけ明るいうちにすませるようにしましょう。
いつ避難する? タイミングは?
土砂災害や川の増水などの災害は、急に発生して、一気に被害が広がるため、避難が遅れると、命にかかわります。
そこで、避難のタイミングが重要です。警戒レベル3の場合、高齢者や障害のある方などは、安全な所へ避難しましょう。警戒レベル4では、対象地域の方は、全員速やかに避難してください。警戒レベル5では、すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。このため、警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません。警戒レベル4までに、必ず避難してください。
天気が荒れてしまうと、道路状況が悪くなったり、暴風で物が飛んできたりするなど、避難の際の危険度が高まります。避難指示が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、自ら避難しましょう。不安を感じたら、その時が避難のタイミングです。「自主的に、早めに、安全な所へ避難する」という防災意識をもって、避難する際は、近所の方々にも声をかけ、複数で行動してください。
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