侮ってはいけない「津波1メートル」の脅威 東日本大震災の教訓を伝える声も

BIGLOBEニュース編集部2016年11月22日(火)12時26分

画像は気象庁サイトより

22日5時59分ごろに発生した福島県を震源とする最大震度5弱の地震で、宮城県の仙台港では1.4メートルの津波を観測。2011年3月の東日本大震災以来となる1メートル超えの津波となった。福島県の相馬港で90センチ、小名浜で60センチ、茨城県の大洗で50センチなど各地で津波が観測された。


津波は、表面だけがうねっている通常の海の波とは異なり、海底から海面まで全てが猛スピードで押し寄せる波。気象庁によると、海が深いほど速く伝わる性質があるため、沖合いでは時速800キロとジェット機に匹敵する速さ、遅くなるといわれる陸地近くでも時速36キロの速さになる。


このため、30センチの津波でも人は立っていられなくなり、50センチを超えると流されてしまう。70センチ以上になると、漂流物にぶつかって死亡する可能性が高くなる。津波の高さが1メートルを超えると木造家屋にも被害が出始め、2メートルで全面破壊に至る。


ネットにも、5年前の東日本大震災の教訓から、津波の怖さを伝える投稿が多く寄せられている。津波が海岸にやってくるのを見てから避難を始めたのでは間に合わない。津波警報が発表されたら、実際に津波が見えなくても、速やかに避難する必要がある。




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