「戦後横浜写真アーカイブス」のウェブ公開およびプレス向け実物資料内覧会のお知らせ【横浜都市発展記念館】
PR TIMES2024年4月19日(金)9時46分
2025年、戦後80年に向け、戦後の横浜をうつした写真資料の調査研究成果を4月27日より公開します
[画像1: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-51712f9fbd7456049c16-3.png ]
来年2025年は戦後80年の節目の年に当たります。戦後の横浜は、港湾部や都市の中心地をはじめ、多くの地域が接収を受け、多数の占領軍が駐留する基地の町となりました。
この時代の横浜を多く撮影した代表的な写真家が、五十嵐英壽・奥村泰宏・常盤とよ子の3名です。3名ともに占領軍兵士が闊歩する横浜の町の様子に加え、厳しい戦後を生きる市民の様子を撮影した作品の数々を生み出しました。これらの写真は、戦後横浜の影の部分に光を当てた優れた作品であり、芸術性のみならず、歴史資料としての価値も高く評価されています。
横浜都市発展記念館では、3名が撮影した写真群の寄贈を受け、整理と調査研究を進めてきました。今回、公式ウェブサイト内の「戦後横浜写真アーカイブズ」で3名の代表作である 159 点の写真を公開します。戦後80年を経て記憶が薄れつつある戦後横浜の記憶に触れていただく機会となれば幸いです。
横浜都市発展記念館 戦後横浜写真アーカイブズ
(公開URLは4月27日に更新します)
戦後横浜写真アーカイブズで紹介する写真家
[画像2: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-c0a999ffc33abaada205-4.png ]
五十嵐英壽(いがらしえいじゅ)
1931(昭和6)年函館市生まれ。1952(同27)年に神奈川新聞社に入社、写真部の記者として横浜港を中心に取材の日々を送る。1981(同56)年から同社編集局写真部長、1985(同60)年から同社川崎総局長を務める。1988(同63)年に代表作となる写真集『横濱みなとの唄』を刊行。その他『横浜物語』(1993年)、『出船入舶横浜今昔』(2003年)、『横浜港談私誌』(2007年)、『いまも百舟百千舟』(2009年)など作品多数。
[画像3: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-66b7f8280538ad1ae6d9-0.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-6df989d09ac0ef0daa85-4.png ]
奥村泰宏(おくむらたいこう)
1914(大正3)年に燃料商の老舗、奥村商会(西区)の家に生まれ、戦後、日本厚生団の活動に参加して社会事業に従事したのち、占領期の横浜市内の撮影を開始し、占領軍が闊歩する街並みのほか、「浮浪児」や「混血孤児」、「風太郎」など、戦後横浜の実相に迫る写真を多数撮影した。1995(平成7)年逝去。奥村の写真群は、2018(平成30)年に栗林阿裕子氏によって横浜都市発展記念館に寄贈された。
[画像5: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-4088c3c1b2e6df81699f-2.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-dde26053cb8cefc9de83-4.png ]
常盤とよ子(ときわとよこ)
1928(昭和3)年に神奈川区の酒問屋の家に生まれ、戦後、後に夫となる奥村泰宏と出会って写真家の道を志す。1956(昭和31)年に「働く女性」展を開催して好評を博したほか、翌年には横浜の赤線地帯で働く女性達の姿をカメラに納めた写真エッセイ集『危険な毒花』がベストセラーとなり、戦後の女性写真家を代表する一人として注目を集めた。2019(令和元)年逝去。常盤の写真群は、2018(平成30)年に常盤の姪にあたる栗林阿裕子氏によって横浜都市発展記念館に寄贈された。
[画像7: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-75a3f6a6710c26b60546-0.jpg ]
[画像1: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-51712f9fbd7456049c16-3.png ]
来年2025年は戦後80年の節目の年に当たります。戦後の横浜は、港湾部や都市の中心地をはじめ、多くの地域が接収を受け、多数の占領軍が駐留する基地の町となりました。
この時代の横浜を多く撮影した代表的な写真家が、五十嵐英壽・奥村泰宏・常盤とよ子の3名です。3名ともに占領軍兵士が闊歩する横浜の町の様子に加え、厳しい戦後を生きる市民の様子を撮影した作品の数々を生み出しました。これらの写真は、戦後横浜の影の部分に光を当てた優れた作品であり、芸術性のみならず、歴史資料としての価値も高く評価されています。
横浜都市発展記念館では、3名が撮影した写真群の寄贈を受け、整理と調査研究を進めてきました。今回、公式ウェブサイト内の「戦後横浜写真アーカイブズ」で3名の代表作である 159 点の写真を公開します。戦後80年を経て記憶が薄れつつある戦後横浜の記憶に触れていただく機会となれば幸いです。
横浜都市発展記念館 戦後横浜写真アーカイブズ
(公開URLは4月27日に更新します)
戦後横浜写真アーカイブズで紹介する写真家
[画像2: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-c0a999ffc33abaada205-4.png ]
五十嵐英壽(いがらしえいじゅ)
1931(昭和6)年函館市生まれ。1952(同27)年に神奈川新聞社に入社、写真部の記者として横浜港を中心に取材の日々を送る。1981(同56)年から同社編集局写真部長、1985(同60)年から同社川崎総局長を務める。1988(同63)年に代表作となる写真集『横濱みなとの唄』を刊行。その他『横浜物語』(1993年)、『出船入舶横浜今昔』(2003年)、『横浜港談私誌』(2007年)、『いまも百舟百千舟』(2009年)など作品多数。
[画像3: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-66b7f8280538ad1ae6d9-0.jpg ]
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奥村泰宏(おくむらたいこう)
1914(大正3)年に燃料商の老舗、奥村商会(西区)の家に生まれ、戦後、日本厚生団の活動に参加して社会事業に従事したのち、占領期の横浜市内の撮影を開始し、占領軍が闊歩する街並みのほか、「浮浪児」や「混血孤児」、「風太郎」など、戦後横浜の実相に迫る写真を多数撮影した。1995(平成7)年逝去。奥村の写真群は、2018(平成30)年に栗林阿裕子氏によって横浜都市発展記念館に寄贈された。
[画像5: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-4088c3c1b2e6df81699f-2.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-dde26053cb8cefc9de83-4.png ]
常盤とよ子(ときわとよこ)
1928(昭和3)年に神奈川区の酒問屋の家に生まれ、戦後、後に夫となる奥村泰宏と出会って写真家の道を志す。1956(昭和31)年に「働く女性」展を開催して好評を博したほか、翌年には横浜の赤線地帯で働く女性達の姿をカメラに納めた写真エッセイ集『危険な毒花』がベストセラーとなり、戦後の女性写真家を代表する一人として注目を集めた。2019(令和元)年逝去。常盤の写真群は、2018(平成30)年に常盤の姪にあたる栗林阿裕子氏によって横浜都市発展記念館に寄贈された。
[画像7: https://prtimes.jp/i/64384/116/resize/d64384-116-75a3f6a6710c26b60546-0.jpg ]
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