取手市 AI音声認識アプリで会話を即時文字表示するディスプレイを設置 ~耳が不自由な方がいつでも安心して相談できる環境づくり~
@Press2023年6月6日(火)13時15分
取手市は、2023年6月1日から障害福祉課カウンターに、AI音声認識アプリケーションを使用し、会話をリアルタイムで字幕表示できる透明ディスプレイを1台設置しました。DXの推進を図りながら、耳が不自由な方や音声だけでの理解が難しい方でも相談しやすい環境を整備し、障害がある人もない人も互いに認め合いながら生きる「共生社会」の実現を目指します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_1.jpg
耳が不自由な方も文字で会話内容を確認できます
【合理的配慮の推進】
取手市では、障害のあるなしに関わらず、誰もが暮らしやすい地域づくりと共生社会の実現を目指して様々な政策を行っています。
その一環として2023年6月1日から、耳が不自由な方がいつでも安心してご来庁いただくために、障害福祉課カウンターに、AI音声認識文字起こし支援アプリケーションを活用し、会話をリアルタイムで字幕表示させる透明ディスプレイを設置しました。
■これまでの取り組み
2022年には県内初となる「あいサポート運動の連携推進に関する協定」を鳥取県と締結し、あいサポーター研修を実施すると共に、窓口業務では毎週火曜日に手話通訳を配置し、その他の日は筆談等で対応するなど、合理的配慮の推進に取り組んでいます。
※合理的配慮とは、障害がある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲で対応することです。(例:聴覚・言語障害の方には、目で見てわかる方法を用いて意思疎通を行う。車いす利用者のために、高い所に陳列された商品を取って渡す。等)
※「あいサポート運動」とは、「障害を知り、共に生きる」をスローガンに、様々な障害の特性を知り、障害のある人に温かく接するとともに、障害のある人が困っているときに「ちょっとした手助けや配慮」を行うことにより、誰もが暮らしやすい地域社会をつくっていく運動です。
【導入機器】
今回導入する機器は、録音からテキスト化、編集、要約まで行うAI音声認識文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice ScribeAssist(アミボイス スクライブアシスト)」を用いて、透明のディスプレイに会話を表示します。来庁者と職員の音声を認識し、会話をリアルタイムでディスプレイに表示することで、視覚による情報伝達を可能としました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_2.png
職員閲覧用パソコン画面
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_3.jpg
透明ディスプレイ画面
■機器の特徴
・透明ディスプレイを採用することで、画面越しでも相手の表情がよく見え、口の動きを確認して情報を把握することができます。
・ディスプレイに表示する背景の色や透過率、文字の字体・大きさや色はカスタマイズできます。
・インターネットに接続されていないため、個人情報の漏洩リスクがなく、安心して利用することができます。
■カウンターに設置するもの
・透明ディスプレイ(幅351×奥行き120×高さ201mm)1台
→来庁者会話閲覧用
・ノートパソコン1台
→アプリ起動、職員会話閲覧用
・マイク 2台
→職員、来庁者用(マイクで拾った会話がディスプレイとパソコンに映し出されます)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_5.jpg
機器によるアシストで安心できる相談環境を提供
【利用者コメント】
何十年も筆談を介しての会話でしたので、最初は戸惑いましたが、スムーズに会話ができてとても嬉しい。便利なものなので今後も利用していきたい。もっといろいろなところにこの機器があるといいですね。
【導入の経緯】
取手市・取手市議会では時間的・人的負担の軽減を目的に2005年から音声認識システム技術を利用した議事録作成を行ってきました。長期にわたるシステム活用により、現在では、取手市特有の地名や方言などの認識も可能となっています。そして、2021年4月に当システムをサポートしている、株式会社アドバンスト・メディアと「音声テック関連技術連携協定」を締結し、音声認識技術やAI、ICTの活用で市民福祉の向上に取り組んでいくことになりました。
<関連リンク>
取手市公式ホームページ
https://www.city.toride.ibaraki.jp/shogaifukushi/kurashi/kenko/oshirase/onnseininnsikimojihyouji.html
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_4.jpg
相談の様子
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_6.jpg
相談の様子2
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_1.jpg
耳が不自由な方も文字で会話内容を確認できます
【合理的配慮の推進】
取手市では、障害のあるなしに関わらず、誰もが暮らしやすい地域づくりと共生社会の実現を目指して様々な政策を行っています。
その一環として2023年6月1日から、耳が不自由な方がいつでも安心してご来庁いただくために、障害福祉課カウンターに、AI音声認識文字起こし支援アプリケーションを活用し、会話をリアルタイムで字幕表示させる透明ディスプレイを設置しました。
■これまでの取り組み
2022年には県内初となる「あいサポート運動の連携推進に関する協定」を鳥取県と締結し、あいサポーター研修を実施すると共に、窓口業務では毎週火曜日に手話通訳を配置し、その他の日は筆談等で対応するなど、合理的配慮の推進に取り組んでいます。
※合理的配慮とは、障害がある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲で対応することです。(例:聴覚・言語障害の方には、目で見てわかる方法を用いて意思疎通を行う。車いす利用者のために、高い所に陳列された商品を取って渡す。等)
※「あいサポート運動」とは、「障害を知り、共に生きる」をスローガンに、様々な障害の特性を知り、障害のある人に温かく接するとともに、障害のある人が困っているときに「ちょっとした手助けや配慮」を行うことにより、誰もが暮らしやすい地域社会をつくっていく運動です。
【導入機器】
今回導入する機器は、録音からテキスト化、編集、要約まで行うAI音声認識文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice ScribeAssist(アミボイス スクライブアシスト)」を用いて、透明のディスプレイに会話を表示します。来庁者と職員の音声を認識し、会話をリアルタイムでディスプレイに表示することで、視覚による情報伝達を可能としました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_2.png
職員閲覧用パソコン画面
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_3.jpg
透明ディスプレイ画面
■機器の特徴
・透明ディスプレイを採用することで、画面越しでも相手の表情がよく見え、口の動きを確認して情報を把握することができます。
・ディスプレイに表示する背景の色や透過率、文字の字体・大きさや色はカスタマイズできます。
・インターネットに接続されていないため、個人情報の漏洩リスクがなく、安心して利用することができます。
■カウンターに設置するもの
・透明ディスプレイ(幅351×奥行き120×高さ201mm)1台
→来庁者会話閲覧用
・ノートパソコン1台
→アプリ起動、職員会話閲覧用
・マイク 2台
→職員、来庁者用(マイクで拾った会話がディスプレイとパソコンに映し出されます)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_5.jpg
機器によるアシストで安心できる相談環境を提供
【利用者コメント】
何十年も筆談を介しての会話でしたので、最初は戸惑いましたが、スムーズに会話ができてとても嬉しい。便利なものなので今後も利用していきたい。もっといろいろなところにこの機器があるといいですね。
【導入の経緯】
取手市・取手市議会では時間的・人的負担の軽減を目的に2005年から音声認識システム技術を利用した議事録作成を行ってきました。長期にわたるシステム活用により、現在では、取手市特有の地名や方言などの認識も可能となっています。そして、2021年4月に当システムをサポートしている、株式会社アドバンスト・メディアと「音声テック関連技術連携協定」を締結し、音声認識技術やAI、ICTの活用で市民福祉の向上に取り組んでいくことになりました。
<関連リンク>
取手市公式ホームページ
https://www.city.toride.ibaraki.jp/shogaifukushi/kurashi/kenko/oshirase/onnseininnsikimojihyouji.html
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_4.jpg
相談の様子
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/357326/LL_img_357326_6.jpg
相談の様子2
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
「音声」をもっと詳しく
「音声」のニュース
-
「A.I.VOICE カキョウヨサリ」「A.I.VOICE2 カキョウヨサリ」2024年7月12日発売開始のお知らせ5月24日16時46分
-
実証実験の功績が認められ正式導入!【未来の音声ガイド】耳で巡る福井県年縞博物館ツアー 5月26日より提供開始5月24日14時16分
-
養老孟司さん『養老先生のお悩み相談ラジオ Ep10. 12年働いても愛社精神がわいてこない』音声教養メディアVOOXにて、配信開始!5月24日13時40分
-
対話型音声AI SaaSのIVRy(アイブリー)、シリーズCラウンドで30億円の資金調達を実施、累計調達額は49.5億円に5月24日13時40分
-
ノーベル経済学賞!経済学者・安田洋祐さん『安田洋祐の戦略思考入門|第4話. マッチング理論の使い方』音声教養メディアVOOXにて、配信開始!5月24日13時16分
-
総勢21匹のハスキーが一斉に遠吠えする世紀の大合唱シーン(音声注意)5月24日12時10分
-
序盤から早口で畳みかける高速EDMボカロ曲『フェノメノン』——より人間に近くなったゲキヤクβの歌声に「声強すぎる大好き」「進化感じる」5月24日11時0分
-
GPT-4oの音声がスカーレット・ヨハンソンにそっくり 提供は停止するもOpenAIは否定5月23日18時5分
-
(株)エーアイ、入力ストリーミング音声合成APIを開発 (株)miiboの採用により「考えながら喋る」生成AIの実現へ5月23日17時16分
-
株式会社miibo、考えながら喋るAIとの滑らかな会話体験の実現へ。株式会社エーアイの提供する入力ストリーミング音声合成APIを採用。5月23日17時16分