東大発スタートアップ開発 ローラブル太陽電池を活用した実証実験を開始。建設現場の「ゼロカーボン」と「安全・簡易な電力調達」を目指す。
PR TIMES2023年12月22日(金)14時47分
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-42e8d84f272e3df4a0f2c471422d451c-1296x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
持続可能なエネルギー開発・供給事業を行う 東大発スタートアップ株式会社SOEL(本社:千葉県柏市、代表取締役社長:高宮寿美 以下、SOEL)は、「建設現場のゼロカーボン化」「より簡易で安全なオフグリットエネルギー調達」を目指し、株式会社奥村組(本社:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:奥村太加典 以下、奥村組)と共同で2023年11月より実証実験を開始いたしました。SOELが保有するローラブル太陽電池を活用し、事務所や現場詰所スペースである仮設コンテナの電力代替からスタート。その他の現場におけるユースケース開発を行っていきます。
■東京大学発 素材系スタートアップSOELが開発 持ち運べるローラブル太陽電池
SOELでは、従来太陽電池の素材を使った軽くて曲がる太陽電池「ローラブルシリコン太陽電池)」を開発。現在「ぺロブスカイト」など折り曲げられる太陽電池素材の開発も進んでいますが、現時点での実用性の観点(発電量や耐久性など)から従来太陽電池に着目。樹脂の構造を工夫することで「曲がる・軽い・持ち運べる」形状*を作り出すことに成功しました。*特許出願中
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-6640dc9d320e49017faaa3d208a3b86c-900x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ローラブルシリコン太陽電池[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-6a96ecb744844c321ff43e8a491d04e8-1972x1515.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]簡単に曲げることができる
■背景:電力調達が困難なエリアに、より安全・ポータブルでカーボンゼロな電気
建設現場には、砂防工事や高速道路工事、災害復旧工事など、通常の電力調達が困難であるオフグリッド環境の現場も多く存在しています。現在、ディーゼル発電機を用いての電力調達が主となっていますが、騒音問題やCO2排出による環境汚染が問題視されています。海外ではディーゼル発電機の使用を禁止する国も出てきています。建設現場の過酷なオフグリッド環境でも安定的かつクリーンな電力調達は喫緊の課題となっています。
参考:https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/05/3444184708d01b5a.html
■実証実験詳細
ローラブル太陽電池の実用化にむけて、以下2点について検証を進めていきます。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/131516/table/4_1_9894b4003d76750b6d8a42a40dd95a3a.jpg ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-a327debee8af1e6be75753d973a96ace-1064x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]コンテナの側面に設置し、発電を行う[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-37590f48eed6ff6b6acc2a0e205a3cff-1200x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]人作業での設置
■今後の展開
2024年3月までに、上記項目に対して以下のアウトプットを目標に現場検証を進めます。
1.:建設現場での必要電力に応じた太陽光パネルの適正設置数・安定電力量算出
2.:より簡便なアタッチメントの開発
加えて、建設現場におけるさらなるユースケースの探索を建設業界の中でも高度な技術力を持つ奥村組と共に一緒に検討していきます。
■株式会社SOELについて
東京大学竹谷研究室発スタートアップとして2023年4月に設立。「自然由来の自律分散型エネルギーシステム」を構築することで「世界のだれもがエネルギー供給リスクに左右されず快適な暮らしを享受できる社会をつくる」というVISIONを掲げている。現在は、軽くて持ち運べるローラブルシリコン太陽電池を開発し、社会実装に向けて事業を展開。「技術は社会で活用されて初めて役に立つ」ということを大切にし、ユースケース・利用シーンに寄り添った現場主義な開発にこだわっている。
■代表取締役社長CEO 高宮 寿美プロフィール
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-e71070cc5c3e42f0b40544f7d071a6de-932x797.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
東京大学工学系研究科化学システム工学修士課程修了。化学メーカーにて半導体プロセス材料の研究開発から、技術営業・事業戦略・営業戦略立案まで幅広く担当。
その後、コンサルティングファームにてエネルギー政策に関するリサーチ・新規事業開発・企業間技術連携支援を経験。また、メーカーの業務プロセス改革支援の経験を重ね、事業運営知見を身に着けた。
2020年に個人でコンサルティングを請け負うConjunct合同会社を設立。主に上場を目指す中小企業の、新規事業開発支援やプロジェクトマネージャーを経験。
工学系知識、商品開発経験、営業技術経験、事業開発&マネジメント経験を併せ持つのが強み。
持続可能なエネルギー開発・供給事業を行う 東大発スタートアップ株式会社SOEL(本社:千葉県柏市、代表取締役社長:高宮寿美 以下、SOEL)は、「建設現場のゼロカーボン化」「より簡易で安全なオフグリットエネルギー調達」を目指し、株式会社奥村組(本社:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:奥村太加典 以下、奥村組)と共同で2023年11月より実証実験を開始いたしました。SOELが保有するローラブル太陽電池を活用し、事務所や現場詰所スペースである仮設コンテナの電力代替からスタート。その他の現場におけるユースケース開発を行っていきます。
■東京大学発 素材系スタートアップSOELが開発 持ち運べるローラブル太陽電池
SOELでは、従来太陽電池の素材を使った軽くて曲がる太陽電池「ローラブルシリコン太陽電池)」を開発。現在「ぺロブスカイト」など折り曲げられる太陽電池素材の開発も進んでいますが、現時点での実用性の観点(発電量や耐久性など)から従来太陽電池に着目。樹脂の構造を工夫することで「曲がる・軽い・持ち運べる」形状*を作り出すことに成功しました。*特許出願中
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-6640dc9d320e49017faaa3d208a3b86c-900x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ローラブルシリコン太陽電池[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-6a96ecb744844c321ff43e8a491d04e8-1972x1515.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]簡単に曲げることができる
■背景:電力調達が困難なエリアに、より安全・ポータブルでカーボンゼロな電気
建設現場には、砂防工事や高速道路工事、災害復旧工事など、通常の電力調達が困難であるオフグリッド環境の現場も多く存在しています。現在、ディーゼル発電機を用いての電力調達が主となっていますが、騒音問題やCO2排出による環境汚染が問題視されています。海外ではディーゼル発電機の使用を禁止する国も出てきています。建設現場の過酷なオフグリッド環境でも安定的かつクリーンな電力調達は喫緊の課題となっています。
参考:https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/05/3444184708d01b5a.html
■実証実験詳細
ローラブル太陽電池の実用化にむけて、以下2点について検証を進めていきます。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/131516/table/4_1_9894b4003d76750b6d8a42a40dd95a3a.jpg ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-a327debee8af1e6be75753d973a96ace-1064x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]コンテナの側面に設置し、発電を行う[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-37590f48eed6ff6b6acc2a0e205a3cff-1200x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]人作業での設置
■今後の展開
2024年3月までに、上記項目に対して以下のアウトプットを目標に現場検証を進めます。
1.:建設現場での必要電力に応じた太陽光パネルの適正設置数・安定電力量算出
2.:より簡便なアタッチメントの開発
加えて、建設現場におけるさらなるユースケースの探索を建設業界の中でも高度な技術力を持つ奥村組と共に一緒に検討していきます。
■株式会社SOELについて
東京大学竹谷研究室発スタートアップとして2023年4月に設立。「自然由来の自律分散型エネルギーシステム」を構築することで「世界のだれもがエネルギー供給リスクに左右されず快適な暮らしを享受できる社会をつくる」というVISIONを掲げている。現在は、軽くて持ち運べるローラブルシリコン太陽電池を開発し、社会実装に向けて事業を展開。「技術は社会で活用されて初めて役に立つ」ということを大切にし、ユースケース・利用シーンに寄り添った現場主義な開発にこだわっている。
■代表取締役社長CEO 高宮 寿美プロフィール
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131516/4/131516-4-e71070cc5c3e42f0b40544f7d071a6de-932x797.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
東京大学工学系研究科化学システム工学修士課程修了。化学メーカーにて半導体プロセス材料の研究開発から、技術営業・事業戦略・営業戦略立案まで幅広く担当。
その後、コンサルティングファームにてエネルギー政策に関するリサーチ・新規事業開発・企業間技術連携支援を経験。また、メーカーの業務プロセス改革支援の経験を重ね、事業運営知見を身に着けた。
2020年に個人でコンサルティングを請け負うConjunct合同会社を設立。主に上場を目指す中小企業の、新規事業開発支援やプロジェクトマネージャーを経験。
工学系知識、商品開発経験、営業技術経験、事業開発&マネジメント経験を併せ持つのが強み。
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