前回王者・青森山田、初戦突破も…“10番”小湊絆は悔し涙「不甲斐ない。次は絶対、点を決める」
サッカーキング2023年1月1日(日)8時8分
青森山田“10番”小湊絆 [写真]=金田慎平
第101回全国高校サッカー選手権大会2回戦が12月31日に各地で行われ、前回王者の青森山田は広島皆実に1-0で勝利し、3回戦へと駒へ進めた。
近年の高校サッカーの先頭を走り続けている青森山田だが、黒田剛監督が来季からFC町田ゼルビアの監督に就任することが決定。総監督として今大会は臨んでおり、コーチだった正木昌宣新監督のもと、歩み始めた。また、昨年度のチームが“歴代最強”と評されるほどの完成度と称された一方、今年度のチームは選手権経験者も少なく、まさに新たな船出となっている。
チームの10番を背負うFW小湊絆(3年)は数少ない選手権経験者。今大会初戦では、力強い突破でのチャンスメイクや競り合いの強さを見せ、セットプレーからのヘディングで決勝点のアシストも記録したが、自身は無得点に終わった。試合後、「自分のせいでここまで難しいゲームになったと思うので、悔しさしか残らない初戦になりました」と、厳しい表情で振り返った小湊。
「選手権を経験していない選手が多い中、前半などは普段だったら起こらないようなミスなどが起こってしまいました。後半立て直して、セットプレーでしたけど、なんとか1点取って次に進められたことが今日の一番の収穫です」と、選手権独特の空気感の中で、歯車がかみ合わなかったとコメントした。
小湊はこの試合、後半のアディショナルタイムに交代を告げられた。試合後には勝利したにも関わらず、目に涙も浮かべた。「今シーズン、10番としてチームを引っ張ってきて、途中で代わるということが今までなかったので、それをここに持ってきてしまったという物足りなさというか、悔しさがこみ上げてきてしまった」と感情の揺れがあったことを明かし、「(正木監督からは試合後)お前がいないと結局チームは勝てないと言われました。自分がゴールを決めなくても、チームが優勝できればそれでいい。ワールドカップで(キリアン)エンバペ選手も言っていましたが、個人賞を取りにここに来たわけではないので。チームの優勝のために、自分が潰れてでも辿り着ければそれでいい。そのためにチームとして必要なのは自分のゴールですが、チームが決勝に進むことだけを意識しながら次の試合を戦いたいと思います」と、チームの結果にこだわっていくとしつつ、「こういう大きな舞台で点を取れないとやっぱりエースとしては不甲斐ない」、「(次の試合では)絶対、点を決めます」と闘志を燃やしている。
近年の高校サッカーの先頭を走り続けている青森山田だが、黒田剛監督が来季からFC町田ゼルビアの監督に就任することが決定。総監督として今大会は臨んでおり、コーチだった正木昌宣新監督のもと、歩み始めた。また、昨年度のチームが“歴代最強”と評されるほどの完成度と称された一方、今年度のチームは選手権経験者も少なく、まさに新たな船出となっている。
チームの10番を背負うFW小湊絆(3年)は数少ない選手権経験者。今大会初戦では、力強い突破でのチャンスメイクや競り合いの強さを見せ、セットプレーからのヘディングで決勝点のアシストも記録したが、自身は無得点に終わった。試合後、「自分のせいでここまで難しいゲームになったと思うので、悔しさしか残らない初戦になりました」と、厳しい表情で振り返った小湊。
「選手権を経験していない選手が多い中、前半などは普段だったら起こらないようなミスなどが起こってしまいました。後半立て直して、セットプレーでしたけど、なんとか1点取って次に進められたことが今日の一番の収穫です」と、選手権独特の空気感の中で、歯車がかみ合わなかったとコメントした。
小湊はこの試合、後半のアディショナルタイムに交代を告げられた。試合後には勝利したにも関わらず、目に涙も浮かべた。「今シーズン、10番としてチームを引っ張ってきて、途中で代わるということが今までなかったので、それをここに持ってきてしまったという物足りなさというか、悔しさがこみ上げてきてしまった」と感情の揺れがあったことを明かし、「(正木監督からは試合後)お前がいないと結局チームは勝てないと言われました。自分がゴールを決めなくても、チームが優勝できればそれでいい。ワールドカップで(キリアン)エンバペ選手も言っていましたが、個人賞を取りにここに来たわけではないので。チームの優勝のために、自分が潰れてでも辿り着ければそれでいい。そのためにチームとして必要なのは自分のゴールですが、チームが決勝に進むことだけを意識しながら次の試合を戦いたいと思います」と、チームの結果にこだわっていくとしつつ、「こういう大きな舞台で点を取れないとやっぱりエースとしては不甲斐ない」、「(次の試合では)絶対、点を決めます」と闘志を燃やしている。
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