元F1ドライバーのベルガー、ベッテルはキャリア終盤を迎えるも「豊富な経験がある」と期待
元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが2020年のタイトル争いに加われないとは考えておらず、ベッテルの膨大な経験が大きな財産であることに変わりはないと主張している。
2019年シーズンの優勝はわずか1回のみだったベッテルは、2勝を挙げたチームメイトのシャルル・ルクレールにチャンピオンシップで水をあけられ、予選のペースでも彼を下回っていた。
32歳のベッテルとフェラーリとの契約は2020年末で終了する。多くの人々は、もしルクレールがベッテルを凌駕するようになったら、ベッテルは最終戦アブダビGPの後に引退することになるだろうと考えている。
フェラーリはルクレールとの契約を2024年末まで延長したことで、将来について明確な意図を示している。しかしベルガーは4度のF1世界チャンピオンであるベッテルが2020年も世界タイトルを争う可能性を捨てることを否定している。
「2020年が彼を個人的に左右する年になるのかは我々には分からない。それは彼自身が決めることだ」とベルガーはドイツの『Auto Motor und Sport』に語った。
「彼が最後の年の走行をして、幸せな引退を望んでいるのか? 彼はあと3年フェラーリに残りたいのか? 彼はルクレールを打ち負かしたいの?」
「ルクレールに関しては明確だ。彼は非常に手強い。フェラーリにいようが、メルセデスやレッドブルにいようが、いつだって非常に手強い相手がいる」
「トップチームにはよくあることだ。トップレベルのドライバーが常にふたりいて、ひとりが残るまで接戦を戦うのだ。私がマクラーレンに移籍したら、セナがいた。そうしたことから逃げることはできない」
ルクレールが全体的にベッテルよりも優勢な状態でシーズンを終えた一方で、ベルガーは、シーズン後半のベッテルは彼自身がまだ侮ることのできない戦力であると証明していると考えている。
「シーズン最後の3分の1では、ベッテルは(ルクレールと接戦を演じることができると)よく示していた」
「ルクレールの前には未来が広がっており、セバスチャンはキャリアの最終段階にいるということは間違いない。しかし彼には非常に豊富な経験がある。彼は4度のF1世界チャンピオンであり、5年間フェラーリにいる」
「その経験などから彼は勇気を引き出して、バランスを取ることができるだろう。面白い戦いになるだろうが、私は結果を予測するようなことはしないよ」
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