フェラーリ、周冠宇とのリザーブドライバー契約を発表。ジョビナッツィも継続
2025年2月5日(水)19時51分 AUTOSPORT web
2月5日(水)、スクーデリア・フェラーリHPは、周冠宇とアントニオ・ジョビナッツィが2025年シーズンのリザーブドライバーを務めることを発表した。
周は2022年にアルファロメオ(現在のキック・ザウバー)からF1にデビューし、史上初の中国人F1ドライバーとして3シーズンを戦った。68グランプリに参戦し、16ポイントを獲得した周だが、キック・ザウバーは2025年にニコ・ヒュルケンベルグとルーキーのガブリエル・ボルトレートを起用することを決めたため、周は2024年限りでF1のシートを失った。
周は以前からフェラーリと交渉しており、一時はその交渉が進んでいなかったと言われていた。しかし最近になって、フェラーリが2025年のすべてのグランプリをカバーできるようリザーブドライバーの確保を目指していることが明らかになり、この度契約が締結された。
現在25歳の周は、2015年から2018年までフェラーリのドライバー育成プログラムである『フェラーリドライバーアカデミー』(FDA)に所属しており、今回の契約はフェラーリへの“復帰”を意味する。FDAのメンバーであった間、周はF4やF3を戦った。
フェラーリは周の他に、2024年に引き続きジョビナッツィもリザーブドライバーに起用する。ジョビナッツィは2025年もWEC世界耐久選手権に出場し、ハイパーカークラスでフェラーリAFコルセの51号車フェラーリ499Pをドライブする予定だ。
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