BMW、スーパーバイクとロードスターを融合した『M1000R』の予約受付中。200馬力超え、Mウイングレット採用
1月13日、BMWモトラッドはMを冠した初のネイキッドとなる『M1000R』の予約注文の受付けを開始し、納車開始は3月下旬頃を予定していることを明らかにした。また、同日には東京オートサロン2023において国内初展示を行った。
新型モデルのネイキッドとなるM1000Rは、スーパーバイクのM1000RRに続きBMW Motorradにおいてサブ・ブランドであるBMW Mの名を冠したMモデルだ。
S1000Rをベースに、優れた空力特性、軽量化の徹底、最新のサスペンション・テクノロジーが採用されたことにより、徹頭徹尾、カスタマー・スポーツからSBKまで、モータースポーツのあらゆる要件に対応できるモデルとなった。
水冷4気筒エンジンは、S1000RRのパワーユニットをバージョンアップさせて出力を45PS大きくしたため最高出力は210PS/13,750rpm、最大トルクは113Nm/11,000rpm、最高回転数は14,600rpmを発揮する。
また、駆動およびサスペンション・テクノロジーの向上に加え、エアロダイナミクスの向上も実現。Mウイングレット、ウィンド・ディフレクターの採用により、高速走行時のダウンフォースを向上させることで、特にサーキット走行時にブレーキングを遅らせることができ、ウイリー傾向が抑えられることで、加速を早めることが可能となっている。
ライディングモードはレイン、ロード、ダイナミック、レースの4つが用意されているため、公道やサーキット、天候によってもマッチした制御を選択できる。サスペンションの硬さをチューニングして個別に設定することも可能だ。
カラーリングはMブランドを象徴する青、紺、赤で彩られ、ライト・ホワイト/Mモータースポーツとブラック・ストーム・メタリック/Mモータースポーツの2色が用意されている。
メーカー希望小売価格(消費税込み)は265万2000円。1月13日から予約の受付を開始しており、納車は3月下旬頃を予定しているという。
妥協のないデザイン、テクノロジーを採用したパーツが装備されるMコンペティション・パッケージの選択もできるため、詳細はBMWモトラッドのホームページ(https://www.bmw-motorrad.jp/ja/models/m/m1000r.html)で確認してほしい。
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