千代&松田組GT-Rが一時トップ走行もトラブル発生。42号車BMWが首位で折り返し/バサースト12時間 6時間後
2月3日の早朝にスタートが切られた2019リキモリ・バサースト12時間は11時45分にレースの折返しを迎え、現在はBMWチーム・シュニッツァーの42号車BMW M6 GT3が総合首位に立っている。KCMGが走らせるニッサンGT-RニスモGT3勢は18号車が総合8番手、35号車が同25番手を走行中だ。
日欧10メーカーのFIA GT3カーが参戦している2019年のバサースト12時間は例年どおり、夜明け前の5時45分にセーフティカー先導のフォーメーションラップでスタート。7分後の5時52分に戦いの火蓋が切って落とされた。
ポールシッターのメルセデスAMG・チーム・グループM・レーシング、999号車メルセデスAMG GT3を先頭とする隊列は大きな混乱なくオープニングラップを完了すると、上位陣はほぼ予選順位どおりのポジションを保ってレースを進めていく。
レースが動いたのは1時間過ぎ。2番手スタートから1時間以上に渡ってトップと数秒以内につけていたメルセデスAMG・チーム・クラフト・バンブー・ブラックファルコンが、999号車メルセデスをアンダーカットで逆転する。すると、1時間30分の直前にはコンペティション・モータースポーツ/マクエリア・レーシングの12号車ポルシェがクラッシュを喫したことでこの日最初のセーフティカー(SC)が導入された。
その後、1時間の間に2度のSCが導入される展開のなか、16番手スタートから12番手に順位を上げた千代勝正から松田次生にドライバー交代を行ったKCMGの35号車ニッサンが4番手まで一気にポジションアップ。上位陣のピットインによって松田は3時間目にはラップリーダーとなっている。
35号車ニッサンはその後のピットインで一度順位を落としたものの、松田が“初参戦”を感じさせない走りで先行するライバルたちを次々にパスしていく。そして4時間過ぎにはトップを走る42号車BMWのアウグスト・ファーフスを交わしてふたたび総合首位に躍り出ることに成功した。
しかし、ここまで好調だった35号車ニッサンは松田からジョシュ・バードンに代わったところでトラブルに見舞われてしまう。突如スロー走行を余儀なくされたマシンはそのままピットガレージへ。修復作業後ふたたびコースに復帰を果たすが、代わった千代のスティントでもトラブルに見舞われ、上位陣から大きく遅れを取ることとなってしまった。
一方、レースは4時間過ぎから42号車BMWが僅差ながらリードを保ち、約2時間に渡って首位を走行中だ。2番手は5時間30分頃まで999号車メルセデスがつけていたが、同車は5時間30分を前に導入された5回目のSCのリスタート時にウェービング違反を取られて後退。代わってベントレー・チームMスポーツの108号車ベントレー・コンチネンタルGT3が2番手につけている。
3番手はRモータースポーツの62号車アストンマーチンV12バンテージGT3で、KCMGのもう一台18号車ニッサンは直前にブレーキ交換を行った影響で8番手となっている。
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