冨安は「謙虚」、ジャカは「マフィア」…アーセナル守護神による風変りな同僚紹介
サッカーキング2023年2月6日(月)16時7分
アーセナルGKラムズデールが同僚を紹介 [写真]=Getty Images
アーセナルの守護神として活躍するイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが、持ち前のユーモアを発揮している。
ラムズデールは、24歳ながらプレミアリーグを代表するゴールキーパーの一人だ。2021年にイングランド2部のシェフィールド・Uからアーセナルに加入すると、名門クラブで即座に定位置を確保。それまで「守備が穴」と言われていたチームを立て直した。驚異的な反射神経でシュートを止めるだけでなく、常に最終ラインとコミュニケーションを図って堅守を築く。日本代表DF冨安健洋が体を張ってブロックすれば、すぐに近寄ってきてハイタッチ。チームメイトからの信頼も厚い若き守護神だ。
昨シーズンは、レスターとのアウェイゲームで敵MFジェームズ・マディソンの直接FKを“神がかり的なセーブ”で止めて『シーズンベストセーブ賞』にノミネートされた。今季も8月のレスター戦で至近距離からのヘディングシュートに反応。敵将ブレンダン・ロジャーズがゴールを確信して一度は両手を挙げたほどの大ピンチを防いで見せた。
今シーズンは、ここまでプレミアリーグで全20試合にフル出場し、ニューカッスルのGKニック・ポープ(12回)に次いでリーグ2位のクリーンシート「9回」を達成。首位を走るチームを最後尾から支えている。すでにイングランド代表にも定着しており、出番こそなかったが昨年のワールドカップ・カタール大会のメンバーにも選ばれた。
そんな実力者だが、彼の魅力はピッチ内だけに留まらない。カメラの前に立てばエンターテイナーぶりを発揮するのだ。昨シーズン、チームメイトのDFロブ・ホールディングが加入6年目にしてプレミアリーグ初ゴールを決めると、試合後のインタビューで「時間がかかったと言っても、たったの6年と新しい生え際だけさ!」と、ラムズデールは少しだけ生え際が後退した同僚にジョークを飛ばした。
他の試合では、アーセナルの英雄である元イングランド代表GKデイヴィッド・シーマン氏を横にして、司会者に「子供の頃はシーマンに憧れていたでしょ?」と聞かれると「僕はそんなに年寄りじゃないよ!」と冗談を飛ばしてから、シーマン本人に「すみません」と謝っていた。試合にリーズのサポーターからコインを投げ込まれた時には、それを集めて17ポンドも稼ぐと、リーズの選手に「君たちのファンはお金持ちなんだね!」と笑って見せた。
ワールドカップメンバーに選出された際には「父が泣いていた」と明かしてから「もし僕が実際にピッチに立ったら、父は家に帰れないかもね。心臓発作を起こしちゃうからね!」と冗談を口にした。結局、ワールドカップでは一度も出番がなかったが、アーセナルがリーグ戦で首位をひた走っていたため、他クラブの代表選手から「5ポイント差だろ~」とイジられ続けていたことを明かした。
そんなラムズデールが今回、米メディア『ESPN』の「チームメイトを一言で表現する」という企画に出演し、やはりユーモア満載の回答をしたので紹介しよう。少し変わったワードセンスなので注釈を加えながら紹介する。
[写真]=Getty Images
GKマット・ターナー=「アメリカ人」
注釈:ラムズデールは過去のインタビューで、アメリカ代表GKターナーについて「何でも“イエス”と乗り気な典型的なアメリカ人」と説明していた。
DFベン・ホワイト=「日焼け」
注釈:名前は“ホワイト”だが、確かにこんがり“小麦色”に焼くのが大好きな選手だ。
DF冨安健洋=「謙虚」
注釈:これに関しては全く異論なし!
DFキーラン・ティアニー=「超ハード」
注釈:みんなが防寒着を手放さない極寒の日でも、一人だけ半袖と短パンで練習する姿が有名だよね。
DFガブリエウ・マガリャンイス=「歯」
注釈:試合中も綺麗な白い歯が印象的だ!
DFウィリアン・サリバ=「お~(うめき声)」
注釈:恐らく、そんな感じの話し方なのだろう。
DFロブ・ホールディング=「The glue(接着剤)」
注釈:みんなをつなぎ合わせてくれる接着剤のような存在だという。
DFオレクサンドル・ジンチェンコ=「クレイジー」
説明不要。
MFトーマス・パルティ=「ダンス」
注釈:何かと踊っている動画がネットに上がっている。
MFグラニト・ジャカ=「マフィア」
注釈:なんとなく分かる気がする。
MFモハメド・エルネニー=「ブライアン」
注釈:エルネニーは過去にもチームメイトから「ブライアン」と呼ばれて「俺はブライアンじゃない!」と言い返したことがある。
MFマルティン・ウーデゴーア=「エル・パーチオ」
注釈:少し説明が必要だろう。監督に“ゴマをする”選手のことを「parched(欲しがり屋)」と呼ぶことがあるそうで、過去のインタビューでラムズデールはチーム内で最も監督と“仲良し”な選手を聞かれてウーデゴーアの名前を出していた。そのためウーデゴーアは「Mr. parched」、または「El Parchio(エル・パーチオ)」となるのだ。決して悪意はないぞ!
MFエミール・スミス・ロウ=「No.10」
注釈:典型的なNo.10だ。
MFファビオ・ヴィエイラ=「ティーバッグ」
注釈:これも有名な話で、ポルトガルU-21代表MFヴィエイラはアメリカの人気ドラマ『プリズン・ブレイク』に出てくる「Tバッグ」というキャラクターに見た目がそっくりなのだ。
FWブカヨ・サカ=「スターボーイ」
注釈:2シーズン連続でクラブの年間最優秀選手に選ばれている生え抜きのエースは、アーセナルファンからも「スターボーイ」と呼ばれている。
FWガブリエウ・ジェズス=「ハングリー」
注釈:常に勝利を追い求める“ハングリー精神”でアーセナルを別次元のチームに引き上げた。
FWガブリエウ・マルティネッリ=「電光石火」
説明不要。
FWリース・ネルソン=「デカい/かさばる」
意味不明。
FWエディ・エンケティア=「俺のキャプテン」
注釈:これは冗談ではなく、実際にエンケティアはラムズデールのキャプテンなのだ! というのも、エンケティアは2021年までイングランドU-21代表として活躍し、主将を任されていたのだ。そして、その時のU-21代表チームの守護神がラムズデールなのだ。
(記事/Footmedia)
ラムズデールは、24歳ながらプレミアリーグを代表するゴールキーパーの一人だ。2021年にイングランド2部のシェフィールド・Uからアーセナルに加入すると、名門クラブで即座に定位置を確保。それまで「守備が穴」と言われていたチームを立て直した。驚異的な反射神経でシュートを止めるだけでなく、常に最終ラインとコミュニケーションを図って堅守を築く。日本代表DF冨安健洋が体を張ってブロックすれば、すぐに近寄ってきてハイタッチ。チームメイトからの信頼も厚い若き守護神だ。
昨シーズンは、レスターとのアウェイゲームで敵MFジェームズ・マディソンの直接FKを“神がかり的なセーブ”で止めて『シーズンベストセーブ賞』にノミネートされた。今季も8月のレスター戦で至近距離からのヘディングシュートに反応。敵将ブレンダン・ロジャーズがゴールを確信して一度は両手を挙げたほどの大ピンチを防いで見せた。
今シーズンは、ここまでプレミアリーグで全20試合にフル出場し、ニューカッスルのGKニック・ポープ(12回)に次いでリーグ2位のクリーンシート「9回」を達成。首位を走るチームを最後尾から支えている。すでにイングランド代表にも定着しており、出番こそなかったが昨年のワールドカップ・カタール大会のメンバーにも選ばれた。
そんな実力者だが、彼の魅力はピッチ内だけに留まらない。カメラの前に立てばエンターテイナーぶりを発揮するのだ。昨シーズン、チームメイトのDFロブ・ホールディングが加入6年目にしてプレミアリーグ初ゴールを決めると、試合後のインタビューで「時間がかかったと言っても、たったの6年と新しい生え際だけさ!」と、ラムズデールは少しだけ生え際が後退した同僚にジョークを飛ばした。
他の試合では、アーセナルの英雄である元イングランド代表GKデイヴィッド・シーマン氏を横にして、司会者に「子供の頃はシーマンに憧れていたでしょ?」と聞かれると「僕はそんなに年寄りじゃないよ!」と冗談を飛ばしてから、シーマン本人に「すみません」と謝っていた。試合にリーズのサポーターからコインを投げ込まれた時には、それを集めて17ポンドも稼ぐと、リーズの選手に「君たちのファンはお金持ちなんだね!」と笑って見せた。
ワールドカップメンバーに選出された際には「父が泣いていた」と明かしてから「もし僕が実際にピッチに立ったら、父は家に帰れないかもね。心臓発作を起こしちゃうからね!」と冗談を口にした。結局、ワールドカップでは一度も出番がなかったが、アーセナルがリーグ戦で首位をひた走っていたため、他クラブの代表選手から「5ポイント差だろ~」とイジられ続けていたことを明かした。
そんなラムズデールが今回、米メディア『ESPN』の「チームメイトを一言で表現する」という企画に出演し、やはりユーモア満載の回答をしたので紹介しよう。少し変わったワードセンスなので注釈を加えながら紹介する。
[写真]=Getty Images
GKマット・ターナー=「アメリカ人」
注釈:ラムズデールは過去のインタビューで、アメリカ代表GKターナーについて「何でも“イエス”と乗り気な典型的なアメリカ人」と説明していた。
DFベン・ホワイト=「日焼け」
注釈:名前は“ホワイト”だが、確かにこんがり“小麦色”に焼くのが大好きな選手だ。
DF冨安健洋=「謙虚」
注釈:これに関しては全く異論なし!
DFキーラン・ティアニー=「超ハード」
注釈:みんなが防寒着を手放さない極寒の日でも、一人だけ半袖と短パンで練習する姿が有名だよね。
DFガブリエウ・マガリャンイス=「歯」
注釈:試合中も綺麗な白い歯が印象的だ!
DFウィリアン・サリバ=「お~(うめき声)」
注釈:恐らく、そんな感じの話し方なのだろう。
DFロブ・ホールディング=「The glue(接着剤)」
注釈:みんなをつなぎ合わせてくれる接着剤のような存在だという。
DFオレクサンドル・ジンチェンコ=「クレイジー」
説明不要。
MFトーマス・パルティ=「ダンス」
注釈:何かと踊っている動画がネットに上がっている。
MFグラニト・ジャカ=「マフィア」
注釈:なんとなく分かる気がする。
MFモハメド・エルネニー=「ブライアン」
注釈:エルネニーは過去にもチームメイトから「ブライアン」と呼ばれて「俺はブライアンじゃない!」と言い返したことがある。
MFマルティン・ウーデゴーア=「エル・パーチオ」
注釈:少し説明が必要だろう。監督に“ゴマをする”選手のことを「parched(欲しがり屋)」と呼ぶことがあるそうで、過去のインタビューでラムズデールはチーム内で最も監督と“仲良し”な選手を聞かれてウーデゴーアの名前を出していた。そのためウーデゴーアは「Mr. parched」、または「El Parchio(エル・パーチオ)」となるのだ。決して悪意はないぞ!
MFエミール・スミス・ロウ=「No.10」
注釈:典型的なNo.10だ。
MFファビオ・ヴィエイラ=「ティーバッグ」
注釈:これも有名な話で、ポルトガルU-21代表MFヴィエイラはアメリカの人気ドラマ『プリズン・ブレイク』に出てくる「Tバッグ」というキャラクターに見た目がそっくりなのだ。
FWブカヨ・サカ=「スターボーイ」
注釈:2シーズン連続でクラブの年間最優秀選手に選ばれている生え抜きのエースは、アーセナルファンからも「スターボーイ」と呼ばれている。
FWガブリエウ・ジェズス=「ハングリー」
注釈:常に勝利を追い求める“ハングリー精神”でアーセナルを別次元のチームに引き上げた。
FWガブリエウ・マルティネッリ=「電光石火」
説明不要。
FWリース・ネルソン=「デカい/かさばる」
意味不明。
FWエディ・エンケティア=「俺のキャプテン」
注釈:これは冗談ではなく、実際にエンケティアはラムズデールのキャプテンなのだ! というのも、エンケティアは2021年までイングランドU-21代表として活躍し、主将を任されていたのだ。そして、その時のU-21代表チームの守護神がラムズデールなのだ。
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