FIA、元アルファロメオ/ザウバーF1のヤン・モンショーを新たなシングルシーター担当テクニカルディレクターに任命
FIAは、最近ティム・ゴスが辞任したことで空いた穴を埋め、重要な時期に向けてリーダーシップを強化するために、ヤン・モンショーを新たなシングルシーター担当テクニカルディレクターに任命した。
モンショーは、エアロダイナミクスの広範な専門知識を持つF1の著名人であり、以前はアルファロメオ/ザウバーF1のテクニカルディレクターを務めていた。FIAのシングルシーター担当ディレクターを務めるニコラス・トンバジスの直属となるモンショーは、ザウバーの技術部門を率いる前はトヨタやフェラーリなどのトップチームでF1のスキルを磨いており、FIAに20年におよぶ経験をもたらすことになる。
「技術部門で重要な役割を果たし、スポーツの将来のレギュレーションを構築することになるヤンをFIAに迎えることを嬉しく思う」とトンバジスは語った。
「ヤンの就任により、我々の広範な技術的専門知識が強化されるだろう」
一方モンショーは、「テクニカルディレクターとしてFIAに加わることを非常にうれしく思っており、この役割に伴う新たな挑戦を楽しみにしている」と述べた。
「私は長年競技者側で仕事をしてきたが、今後は統括団体とともにスポーツの将来を形作る手助けをするチャンスを楽しみたいと思う」
モンショーの任命は、FIAのF1に向けたリーダーシップの過渡期のさなかに行われた。ゴスのレッドブル/レーシング・ブルズへの移籍と、スポーティングディレクターのスティーブ・ニールセンの辞任は、強化の必要性を浮き彫りにした。モンショーは、差し迫った2026年のレギュレーション刷新を監督することになるため、その役割は極めて重要だ。現在作業が進められているこれらのルール変更は、より拮抗した競争とコスト管理を促進することを目的としており、将来のF1マシンに大きな影響を与えることになる。
また、セーフティディレクターを務めていたティム・マリオンがスポーツ関連の業務を任され、ニールス・ヴィティヒは引き続きF1レースディレクターを務める。
投稿 FIA、元アルファロメオ/ザウバーF1のヤン・モンショーを新たなシングルシーター担当テクニカルディレクターに任命 は autosport web に最初に表示されました。
「アルファロメオ」をもっと詳しく
「アルファロメオ」のニュース
-
アルファロメオ、新コンパクト『ミラノ』......改め『ジュニア』が世界初公開。HVに加え初BEVも4月17日12時46分
-
アルファロメオ、最新SUV『トナーレ』に“ヴェローチェ・スマート・パッケージ”を160台限定導入2月20日18時35分
-
FIA、元アルファロメオ/ザウバーF1のヤン・モンショーを新たなシングルシーター担当テクニカルディレクターに任命2月15日7時0分
-
ステークF1『C44』:ジェームズ・キーTDが制作途中で参加。フロントサスをプルロッドに変更、“全く新しいマシン”に2月6日5時16分
-
新生ステークF1、マシンのネーミングライツを持つKickカラーのグリーンをあしらった新車『C44』を公開2月6日4時21分
-
トレンドの翼端版を導入したウイリアムズ。アルファロメオはシーズン中にノーズを変更/2023年F1開発まとめ(1)12月25日19時57分
-
ザウバーとウイリアムズが2024年型F1ニューマシンのローンチデーを発表12月23日8時18分
-
『ステークF1チーム・キック・ザウバー』は暫定名称とチームが示唆。“最終版”は年明けに発表か12月20日17時55分
-
ザウバーF1、アルファロメオに代わる大型スポンサーを獲得。配信サービス会社との提携で2024年の車名は『KICK Sauber C44』に12月15日18時7分
-
ザウバーF1、2024年は周冠宇に安定したパフォーマンスの発揮を求める「少しの不振もミスも許されない」12月10日9時0分