【新旧F1マシンスペック比較】アルファロメオ編:ライコネンもC38の感触に満足。“ザウバー新時代”のスタートを飾れるか
F1バルセロナテストの初日となった2月18日に、2019年シーズンを戦うマシン『C38』を発表したアルファロメオ・レーシング。チーム名は変わったが、マシン名称は昨年までのものを引き継いだ形だ。
キミ・ライコネンの加入により、大きな注目を集めているアルファロメオF1。そのライコネンは、新車発表後のテストでスピンを喫してグラベルにはまり、セッションは一時赤旗中断となった。
ただマシンには満足しているようで、2019年シーズンの活躍にも期待がかかる。F1フル参戦1年目を迎えるチームメイトのアントニオ・ジョビナッツィにも注目だ。
■マシンスペック
【2019年型 C38】(写真上段)
●モノコック:カーボンコンポジット製モノコック
●フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン/プッシュロッド式インボードスプリング&ダンパー
●リヤサスペンション:マルチリンク/プルロッド式インボードスプリング&ダンパー
●ブレーキ:ブレンボ製6ピストンキャリパー/カーボンインダストリー製カーボンコンポジット製ディスク&パッド
●トランスミッション:フェラーリ製縦置き8速クイックシフトギヤボックス/カーボンコンポジット製クラッチ
●エレクトロニクス:MES製
●ERS:フェラーリ製
●ステアリング:アルファロメオ・レーシング製
●タイヤ:ピレリ製
●ホイール:OZ製
●全長:5500mm
●全幅:2000mm
●全高:950mm(カメラ除く)
●トレッド(フロント):1650mm
●トレッド(リヤ):1550mm
●重量:743kg(ドライバー含む)
〈パワーユニット〉
●バンク角:90度V6
●排気量:1,6リッター
●ボア×ストローク:80mm×53mm
●バルブ:1シリンダーあたり4バルブ
●最高回転数:15,000rpm
●過給装置:シングルターボ
●最大燃料流量:110kg
●燃料供給方式」500bar/直噴
●年間使用数:3基
●バッテリーエネルギー放出量:最大4MJ/周
●MGU-K最大出力:120kW
●MGU-K最大回転数:50,000rpm
●MGU-H最大回転数:120,000rpm
【2018年型 C37】(写真下段)
●シャシー:カーボンコンポジットモノコック
●フロントサスペンション:ダブルウイッシュボーン/プッシュロッド式インボードスプリング&ダンパー
●リヤサスペンション:ダブルウイッシュボーン/プルロッド式インボードスプリング&ダンパー
●ブレーキ:ブレンボ製6ピストン製キャリパー/カーボンインダストリー製カーボンディスク&パッド
●トランスミッション:フェラーリ製縦置き8速クイックシフトカーボンギヤボックス/カーボンクラッチ
●エレクトロニクス:MES製
●ERS:フェラーリ製
●ステアリング:ザウバーF1チーム製
●タイヤ:ピレリ
●ホイール:OZレーシング
●トレッド(フロント):1650mm
●トレッド(リヤ):1550mm
●全長:5500mm
●全幅:2000mm
●全高:950mm(カメラ除く)
●重量:733kg
〈パワーユニット Ferrari 062 EVO〉
●バンク角:90度V6
●排気量:1.6リッター
●ボア×ストローク:80㎜×53㎜
●バルブ数:1シリンダーあたり4バルブ
●最高回転数:15,000rpm
●過給装置:シングルターボ
●燃料流量:100kg/h
●最大燃料流量:105kg
●燃料供給方式:500bar/直噴
●バッテリーエネルギー放出量:最大4MJ/周
●MGU-K最大出力:120kW
●MGU-K最大回転数:50,000rpm
●MGU-H最大回転数:120,000rpm
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