SBK:森脇緑率いるMIEレーシング、2023年はペトロナスカラーに。新たにWSSにもエントリー
2月22日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているMIE Racing Honda Teamは、2023年シーズンにハフィス・シャーリンとエリック・グラナドが駆るホンダCBR1000RR-Rとカラーリングを公開した。
森脇緑代表が率いるMIEレーシングは、2019年にSBKに参戦したモリワキ・アルティア・ホンダ・レーシングを引き継いだチームだ。チェコのプラハを拠点としており、2020年からホンダCBR1000RR-Rを使用してSBKに参戦している。
初年度の2020年からホンダCBR1000RR-Rを使用し、高橋巧を擁して第1戦に参戦。2台目はジョルディ・トーレスを走らせる予定だったが、離脱したことから第2戦からロレンツォ・ガベリーニに代わった。しかし、第5戦からアルティアレーシングとのパートナーシップが打ち切られたことで、再び高橋の1台体制で戦った。
翌2021年はレアンドロ・メルカドを起用して1台体制でエントリー。しかし、開幕戦アラゴンの後にアラゴンで得た多くのデータを使用して、ホンダCBR1000RR-Rの開発に専念することを発表し、第2戦から第4戦は休戦するなど2年間は状況の変わる参戦体制となった。
そして、昨2022年からは2台体制でエントリーし、新加入のシャーリンがランキング23位、継続参戦のメルカドがランキング29位でシーズンを締めくくった。
そんなMIEレーシングは、2023年シーズンも2台体制でエントリーし、シャーリンを継続参戦させ、グラナドを新たに加入させる。また、マレーシアの国営石油企業であるペトロナスと新たに契約し、タイトルスポンサーを務めることから、マシンのカラーリングも一新された。
ライダーのシャーリンは、ロードレース世界選手権のMotoGP、Moto2クラスへの参戦経験を持っている。2022年からMIEレーシングよりSBKに参戦し、2年目のシーズンを迎える。
今回新たに加入したグラナドもMoto2、Moto3クラスを経験しており、SBKにも2020年の最終戦エストリルでMIEレーシングから参戦した経験も持っている。なお、2019年からエントリーしているMotoEにも引き続きエントリーしているため、2023年シーズンはダブルエントリーとなる。
なお、MIEレーシングは2023年シーズンからスーパースポーツ世界選手権(WSS)にも活動を広げる。ライダーにはタラン・マッケンジーとアダム・ノロディンを起用し、ホンダCBR600RRを使用して『PETRONAS MIE MS Racing Honda Team』として参戦する。
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