アロンソのインディ500出場が決定。マクラーレンと共に3度目の挑戦へ
フェルナンド・アロンソが、2020年のインディアナポリス500にマクラーレンSPから出場することが発表された。アロンソにとってインディ500への挑戦は今回が3度目となる。
2015年から2018年までマクラーレン・ホンダからF1に参戦していたアロンソは、2017年にはマクラーレン・ホンダ・アンドレッティから、2019年にはマクラーレン・レーシングから、インディ500にエントリーした。2017年には最終的にエンジントラブルによりリタイアしたものの、一時トップを走るなど活躍を見せたが、2019年には予選落ちを喫し、レースに出ることができずに終わった。
2020年にはアンドレッティからインディ500に参戦する可能性が濃厚と一時は考えられたものの、実現せず、再びマクラーレンと組むことが決定した。
マクラーレンは今年、アロー・マクラーレンSPとして、フルタイムでインディカーシリーズに参戦することがすでに決まっており、アロンソはインディ500のみのスポット参戦として3台目のマシンを走らせる。2018年末でF1活動を終えた後もマクラーレンのアンバサダーを務めていたアロンソだが、その契約はすでに終了している。
2月25日、マクラーレンはアロンソがルオフ・モーゲージをタイトルパートナーとするアロー・マクラーレンSPシボレーにより第104回インディ500に参戦することを発表した。
モータースポーツのトリプルクラウン達成を目指すアロンソは、すでにF1モナコGP、ル・マン24時間で勝利を挙げており、残る目標はインディ500での勝利ということになる。
アロンソは「インディ500に関し選択肢を探るなかで、アロー・マクラーレンSPは常にその選択肢の上位にあった」と述べている。
「マクラーレンとの間には特別な関係がある。だが、それだけでなく、新たな組織がシボレーとのパートナーシップのもとに強力なパッケージを開発していることに強い印象を抱いている。このチームには、このプロジェクトにふさわしい経験豊かなスタッフが揃い、リソースも豊富だ。僕らは高い競争力を発揮できるものと確信している」
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