【FC東京vs仙台プレビュー】FC東京は守備面に手ごたえ…開幕白星発進の仙台は“鬼門”攻略なるか
サッカーキング2018年3月2日(金)18時2分
F東京は前節の浦和戦で16歳のFW久保建英が途中出場を果たした。流れを変える存在として注目が集まる [写真]=J.LEAGUE
■FC東京 開幕節は浦和と引き分けるも、守備陣には安定感あり
【プラス材料】
開幕節は浦和のボール支配を許しながらも、守備組織を崩されることはなかった。前線から連動したプレスをかけ、セットプレー以外では浦和に決定機を作らせていない。特にセンターバックのDFチャン・ヒョンスとDF森重真人、GK林彰洋が中央を固める守備陣はカバーリングにも長け、安定感を誇る。今節もディフェンス面は大崩れすることはないだろう。
対戦相手である仙台とのJ1での戦績は、ホーム味の素スタジアムでは9勝2分。相性の良い相手だと言えるが、森重は「過去のデータは気にしないし、開幕節の1試合が良かったからといって、続けられなければ意味がない。今後もまずはチームとして狙う守備を継続していくことが大事」と気を引き締めている。
【マイナス材料】
守備面を中心にキャンプで積み上げてきたものを発揮できた前節だったが、攻撃面では物足りなさが残った。相手ボールを奪ったあとに、前線にパスをつなげることができず、相手の危険なエリアに進入する回数は少なかった。
奪った直後のファーストプレーについて「出し手とともに、受け手にも課題がある」と長谷川健太監督は話す。そのため、開幕節以降も中盤の陣形を変え、MF髙萩洋次郎をトップ下に配する布陣でトレーニングする時間も。長谷川監督は「『シェイプ(布陣)』を変えても本質的な部分は変わらない。ただし、選手自身の意識が変わることもある」と、攻撃的なチャレンジであることを明かしたが、仙台の3バックに対してこの布陣変更がどう作用するかは未知数だ。
文:totoONE編集部
■ベガルタ仙台 新戦力フィットで開幕白星スタート
【プラス材料】
開幕節で柏を相手に1-0で競り勝ち、好スタートを切ることに成功した。強力な柏攻撃陣を相手に無失点で試合を終えたことは、昨季に失点の多かった(53失点)チームとしても今後に向けて自信を持てる要素と言える。
新戦力のフィットもプラス材料だ。柏戦ではFW阿部拓馬とDF板倉滉が先発出場し、DF金正也がリードを守る展開で交代出場。それぞれ活躍した。特に板倉は守備面での貢献はもちろん、高さを生かしたヘディングシュートで決勝点を決めた。背番号6の好調さは頼もしい。
また、阿部について言えば、今節は古巣戦ということでより活躍が期待される。味の素スタジアムは、FC東京時代にも東京V時代にも慣れ親しんだ場所。そこでのプレーに向け発奮することが、チームにプラスをもたらす。
【マイナス材料】
FC東京との相性の悪さが最大のマイナス材料だ。J1における味の素スタジアムでのFC東京戦は一度も勝ったことがなく、“鬼門”と言える。
また、昨季はFC東京とリーグ戦&カップ戦を合わせて3戦し、全敗に終わった。いずれも無得点に終わり、当時のメンバーに経験の浅い選手が多かったとはいえ、ルヴァン杯では0-6という大敗を喫してしまった。選手たちが苦手意識を持っていたとしても不思議ではない。
なかなかけが人が戻ってこないのも不安材料だ。前節は試合数日前にGKシュミット・ダニエルが負傷離脱してしまい、まだ戦線復帰は厳しい状況と見られる。前節が日曜日開催で、準備期間が相手より短いことも、負傷者の回復という点では不利となっている。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
開幕節は浦和のボール支配を許しながらも、守備組織を崩されることはなかった。前線から連動したプレスをかけ、セットプレー以外では浦和に決定機を作らせていない。特にセンターバックのDFチャン・ヒョンスとDF森重真人、GK林彰洋が中央を固める守備陣はカバーリングにも長け、安定感を誇る。今節もディフェンス面は大崩れすることはないだろう。
対戦相手である仙台とのJ1での戦績は、ホーム味の素スタジアムでは9勝2分。相性の良い相手だと言えるが、森重は「過去のデータは気にしないし、開幕節の1試合が良かったからといって、続けられなければ意味がない。今後もまずはチームとして狙う守備を継続していくことが大事」と気を引き締めている。
【マイナス材料】
守備面を中心にキャンプで積み上げてきたものを発揮できた前節だったが、攻撃面では物足りなさが残った。相手ボールを奪ったあとに、前線にパスをつなげることができず、相手の危険なエリアに進入する回数は少なかった。
奪った直後のファーストプレーについて「出し手とともに、受け手にも課題がある」と長谷川健太監督は話す。そのため、開幕節以降も中盤の陣形を変え、MF髙萩洋次郎をトップ下に配する布陣でトレーニングする時間も。長谷川監督は「『シェイプ(布陣)』を変えても本質的な部分は変わらない。ただし、選手自身の意識が変わることもある」と、攻撃的なチャレンジであることを明かしたが、仙台の3バックに対してこの布陣変更がどう作用するかは未知数だ。
文:totoONE編集部
■ベガルタ仙台 新戦力フィットで開幕白星スタート
【プラス材料】
開幕節で柏を相手に1-0で競り勝ち、好スタートを切ることに成功した。強力な柏攻撃陣を相手に無失点で試合を終えたことは、昨季に失点の多かった(53失点)チームとしても今後に向けて自信を持てる要素と言える。
新戦力のフィットもプラス材料だ。柏戦ではFW阿部拓馬とDF板倉滉が先発出場し、DF金正也がリードを守る展開で交代出場。それぞれ活躍した。特に板倉は守備面での貢献はもちろん、高さを生かしたヘディングシュートで決勝点を決めた。背番号6の好調さは頼もしい。
また、阿部について言えば、今節は古巣戦ということでより活躍が期待される。味の素スタジアムは、FC東京時代にも東京V時代にも慣れ親しんだ場所。そこでのプレーに向け発奮することが、チームにプラスをもたらす。
【マイナス材料】
FC東京との相性の悪さが最大のマイナス材料だ。J1における味の素スタジアムでのFC東京戦は一度も勝ったことがなく、“鬼門”と言える。
また、昨季はFC東京とリーグ戦&カップ戦を合わせて3戦し、全敗に終わった。いずれも無得点に終わり、当時のメンバーに経験の浅い選手が多かったとはいえ、ルヴァン杯では0-6という大敗を喫してしまった。選手たちが苦手意識を持っていたとしても不思議ではない。
なかなかけが人が戻ってこないのも不安材料だ。前節は試合数日前にGKシュミット・ダニエルが負傷離脱してしまい、まだ戦線復帰は厳しい状況と見られる。前節が日曜日開催で、準備期間が相手より短いことも、負傷者の回復という点では不利となっている。
文:totoONE編集部
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