MotoGP:負傷残る状態で開幕戦表彰台のクラッチロー。右足首は「できる限りしか動かせない」
LCRホンダ・カストロールのカル・クラッチローは、MotoGP開幕戦カタールGPで2018年の第17戦オーストラリアGPで負傷した右足首が完治していない状態で3位表彰台を獲得した。クラッチローの右足首は「できる限りしか動かせない」という。
クラッチローは2018年10月のオーストラリアGPのフリー走行で、約209km/hで転倒して右足首を骨折。2回の緊急手術と創外固定器が必要なほどの大怪我だった。
その怪我から143日が経ったが、その間に彼がバイクを走らせたのはカタールGPを含めて9日間である。クラッチローの足首は今でも70%しか動かず、右コーナーにおいて大きな障害となっている。
「今のところ、できる限りしか動かせない」とクラッチローは語った。
「1月の初めは20%しか動かせなかった。今は70%は動かせるけど、バイクに乗るにはそれでは不十分だ。足首は痛むことはないが、十分に曲げることができない」
「ストレートでさえ、リヤブレーキを離して足をフットペグに戻すのに大きな努力がいるよ。物理的に脚を持ち上げて下ろさなければならない。コーナー中盤でどれだけブレーキを使うかを考えると、そうするのはとても難しい。右コーナーでブレーキを離すのに苦労しているんだ」
クラッチローは、ハンドルで操作するリヤブレーキを試そうとした。1992年に足を骨折し右足首が完全に動かなくなったマイケル・ドゥーハンが導入したものだが、クラッチローはうまく使えなかったという。
「あまり好きになれなかった。僕は15年間右足でブレーキをかけてきたんだ。それにMotoGPは接戦だ」
「もし親指でかけるブレーキを使ったら、1周あたり1秒失ってしまうだろう。考え込んでしまい、自然な動きではないからね。親指のブレーキを使ったとき、強くかけすぎてリヤホイールをロックさせてしまい、コントロールを失ってしまった」
「今でも時々足首のせいで右コーナーでブレーキを離せずに、オフスロットルでハイサイドになりそうになるよ」
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