2024年F1第3戦オーストラリアGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第3戦オーストラリアGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)だ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
予選 5番手
今日は、FP3の時点から、正しいフィーリングを見つけることができなかった。予選ではフロントが僕が望むほど強くなかったんだ。最後のランで、フロントウイングにアグレッシブな調整をしたら、それがうまくいかなかった。
良いスタートを切って、(ひとつ前のグリッドの)ランド(・ノリス/マクラーレン)を抜くことができれば、カルロスと一緒に先頭のマシンに挑戦することに集中できる。レースは長いし、このトラックではDRSゾーンは4カ所あるから、オーバーテイクも可能だ。明日どういう結果を持ち帰れるか、見ていこう。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 4番手
今日は満足している。僕たちはうまく方向転換できたと思う。週末を通してバランスに少し苦しんできたが、今日に向けてかなり変更を加えたおかげでいいステップを踏むことができた。今はずっと幸せな気持ちだ。クルマにもさらに満足できるようになったし、そうなればすぐにスピードを発揮できるようになった。このコースとウォーキングにいるスタッフみんなが夜を徹して助けてくれたことに強く感謝したい。いい1日、いいポジション、そして明日はこれをいいポイントに変えたいね。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 3番手(ペナルティ確定前のコメント)
かなりトリッキーだった。ソフトタイヤにとても苦しめられて、ソフトでペースを上げるのがとても難しかった。それでも最終的にはとてもうまく機能し、タイヤから最大限の力を引き出すことができた。
最後のラップはベストの出来ではなく、ターン1で0.1秒を失った。うまくやれば2番手に手が届いたと思うけれど、3番手でもうれしい。グリッドのクリーンな側からスタートして、そこから戦っていけるだろう。良いスターティングポイントだし、自信がある。強力なスタートを決めて、すぐさまカルロス(・サインツ)の前に出たいと思っている。
去年よりもタイヤのデグラデーションがとても高いので、フェラーリとの戦いはチャレンジになるだろう。戦略とタイヤマネジメントが鍵になる。目指す結果をつかめるといいね。それができればチームにとって素晴らしいことだ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選 2番手
(前戦の)ジェッダではレースを欠場し(注:虫垂炎の手術を行ったため)、その2週間後に予選2番手だなんて、控えめに言っても面白い旅路だよね。
すごくハッピーだ。オーストラリア入りする時点では、(体調の面で)走れるかどうかすら分からなかった。でも、できる限りしっかり準備を整えて予選を迎えることが目標だと認識しつつ、セッションごとに着実に進歩していったんだ。
最後のラップでは、ポールポジションを獲るために全力を尽くした。でも、状況を考えれば、今日の結果に失望することはできない。
レースで最後まで体が持ちこたえてくれるといいな。痛みさえなければ、今日モチベーションがさらに高まったことだし、明日は良い結果を目指して戦うつもりだよ。
(走行後に語り)今週末、参加することができた上に、Q1、Q2とトップに立ち、最終的にフロントロウをつかめるなんて、ほとんど信じがたい。正直言うと、走行中、100パーセント快適な状態ではない。痛みはなくて、心配するようなことはないよ。ただ、走行中に変な感じがするんだ。それに慣れなければならないね。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 1番手
いつもより困難な週末だったけれど、ポールポジションを獲得できて、最高の気分だ。ポールを獲れるとは思っていなかった。でも予選のなかで、着実に改善していき、よりプッシュできると感じるようになった。
週末を通して、グレイニングに苦労してきたし、理解すべきことがたくさんあった。チームと協力し合ってマシンの微調整を続けていくしかなかった。そうすると、マシンバランスが良くなってきて、セッションが進むにつれて、コントロールしやすくなった。Q3でのラップにはとても満足しているし、自分でも驚いている。Q1とQ2で情報を集めて、とても良いラップを2周走ることができた。
明日は幾分未知数の部分がある。このトラックではミスを犯しやすいし、タイヤの管理が難しいからね。
少し厳しい週末を過ごしてきたし、明日が楽なレースになるとは思わない。それでも困難を抱えながらポールポジションを獲得したことは、誇りに思えるよ。
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