マクラーレンF1、レース休止期間中にファンを楽しませる「新たな創造的なプラン」を検討
マクラーレンF1チームは、モータースポーツの活動が中断を余儀なくされているなか、ファンと交流するための“楽しくて創造的な”方法を模索していると、CEOのザック・ブラウンは述べている。
コロナウイルス感染症のパンデミックのために、3月23日にはアゼルバイジャンGPの延期が発表され、2020年第8戦までが中止あるいは延期されることが決まっている。また、6月14日のカナダGP以降が予定どおり開催されるかどうかも定かではない。
F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、F1世界選手権が“夏のある時点で”再開することを期待していると発言、マクラーレンのブラウンもその見通しに同意している。
「マクラーレンは他のすべてのチーム、F1、およびFIAと非常に緊密に連携している。レースへ行けるほど、世界がより安全な状況になったときのために、できることのすべてを行っていることを知っていてほしい。レースを行うときには、スケジュールをできる限り維持できることを期待している」とブラウンは、自宅での自己隔離中に撮影した映像のなかで語った。
「世界の状況が許し、レースシーズンを進めることができるなら、夏の時期に再開する計画を整えている。そうなることを期待している。我々は皆、レースができないことを寂しく思っているのだ」
ブラウンはシーズン開幕が中止となったことに失望している一方で、「チームとファン、そしてF1関係者全員の健康が、またの機会に開催できるレースよりもはるかに重要だ」とも語っている。
さらにブラウンは、マクラーレンのファンに対して直接語りかけ、チームはファンを楽しませ続けるために、新しいことを行うつもりだと述べた。
「ひとまずこのような状況を理解し、チームとビジネスを守る。その上で、何かしら楽しくて創造的なやり方で、ファンを楽しませることを考え始めることができる」とブラウンは付け加えた。
「eスポーツは確かに、目下非常に人気があるようだ。エキサイティングで名声のあるものへと成長していくだろうと思う。また、ソーシャルメディア上で様々なことを行うこともできる」
「あなた方とのコミュニケーションを必ず継続し、我々が愛するこの偉大なスポーツを全員で共有していくつもりだ」
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