周冠宇「前戦よりいいスタートをしたが、ターン1でアンチストールが起きた」:アルファロメオ F1第2戦決勝
2022年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースが行われ、アルファロメオの周冠宇は11位、バルテリ・ボッタスはリタイアでレースを終えた。
■アルファロメオF1チーム・オーレン
周冠宇 決勝=11位
F1でストリートサーキットを走ることに関して、より確かな自信を得るためのいい経験になったと考えたい。その意味では有意義だったものの、レース全体としては理想的な形ではなかった。スタート直後のターン1でアンチストールが作動したんだ。バーレーンの時よりは、ずっといいスタートができたんだけどね。いったい何が起きたのか、原因を突き止める必要がある。
それでも18番手から順調にリカバリーをして、あのまま行けばポイントを持ち帰れるかと思っていたのに、ドライブスルーペナルティで大きく順位を下げ、望みは断ち切られてしまった。オーストラリアではクリーンなレースができることを願うよ。クルマのフィーリングはいいし、充分な競争力を発揮できると思うからね。
■アルファロメオF1チーム・オーレン
バルテリ・ボッタス 決勝=リタイア
リタイアすることになって残念だ。それまでは本当にいいレースができていたし、少なくとも6位は獲れると思っていたからね。エンジンの温度が上がり続けていて、原因はこれから調べる必要があるけど、あのエンジンを失わないためにはピットに戻ってリタイアするしかなかった。こうしたこともレースの一部だ。トラブルの原因が何であれ、確実に問題を解決をして前へ進むしかない。
明るい面を見るとすれば、クルマの仕上がりはとても良かった。スタートの問題も含めて、前戦からまた大きく進歩したと思う。チームの全員がいい仕事をしていて、僕も接近したバトルを楽しめた。オーストラリアではまたポイントを獲得できるように、全力を尽くすつもりだ。
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