“4連続〇”からの“3連続△”は反省も 原英莉花が1カ月ぶり予選通過
原英莉花が1カ月ぶりの決勝ラウンドに進出した(撮影:福田文平)
<ヤマハレディースオープン葛城 3日目◇30日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6455ヤード・パー72>
出場2試合で予選落ちが続いていた原英莉花は、2ラウンド続けて「71」を並べ、トータル2アンダー・19位タイ。2月29日に始まった今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」以来となる決勝ラウンド進出を決めた。
午前組ながら朝から風が吹いたなか、10番から出た前半は「ボギーを打たないようなゴルフに徹しながら」パーを拾い続けた。すると18番のバーディを皮切りに、一気に4連続。「自分の中でも少し余裕が出てきた」と、さらなる上昇を目指した。
ただ“好事魔多し”とはこのことか。4番パー3はティショットで風の読みにミスが出ると、ロングパットを残してしまいそこから3パットのボギー。すると5番、6番と3連続でスコアを落とした。「ボギーを打つと流れが難しくなってくるコース。(4番は)ジャッジが難しかったので、仕方ないと言ったらそこまでなんですけど、もう少し何とかできたかなとは思います」と悔いは残る。
キレが悪いと感じていたショット改善のため、今週からキャロウェイのニューアイアン「X FORGED」を投入し、シャフトを0.25インチ短くするという試行錯誤が実った。「距離感も球の高さもいいし、アゲインストの時に、しっかり抑えられる球も打てる。先週までのクラブだったら少しふけていたかなと思うので、そこは良かった」と、悩み解決のメドが立った。
前日は荒天のため中止になり、中1日のラウンドでも集中を切らさず、54ホールの短縮競技になった大会の最終日に進んだ。1カ月ぶりに戦う決勝ラウンドで、1つでも上の順位を目指したい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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