シューマッハー「90%は満足。多くのことを学んだので、この経験を次に活かしたい」:ハース F1第1戦決勝
2021年F1第1戦バーレーンGPの決勝レースが行われ、ハースのミック・シューマッハーは16位、ニキータ・マゼピンは単独スピンによりクラッシュを喫してリタイアでレースを終えた。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ミック・シューマッハー 決勝=16位
概して言えば、90%は満足、10%は不満というところだ。セーフティカーランからのリスタートでミスをして、スピンしてしまったからね。幸いなことに、クルマに大きなダメージはなく、何の問題もなかったからそのまま走り続け、レースの週末を通じて獲得してきた経験をさらに重ねていった。その後、C3とC2の両方で走ってみたが、どちらもすごくいい感じだった。
ちょっと残念なのは、集団のなかにいなかったので、数周だけでも他のドライバーたちを追ってみるというトライができなかったことだ。逆に良かったのは、ブルーフラッグなどをひと通り経験できたり、ニコラス(・ラティフィ)に追いつき、前のクルマに接近して、DRSを効かせるとどうなるかを体感できたりしたことだね。全体として、今日は多くを学んだと感じている。この経験を次のレースで活かし、何かしらポジティブなものにつなげたいと思う。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ニキータ・マゼピン 決勝=リタイア
いたって単純な話だ。僕はミスをした。まあ、良くあることだよ。スタートはうまく決まって、アウトサイドのラインを取ってターン1に入った。そして、ターン2を抜けようとした時に、ミック(・シューマッハー)が真横にいたので、彼との接触を何とか避けようとしてパワーをかけすぎてしまった。タイヤがまだ温まっていなくて、ちょうど縁石の上でスロットルを開けすぎたから、タイヤがパワーを受け止められずスピンしたんだ。完全に僕のミスだよ。本当に悔しいし、チームのみんなにも申し訳ない。彼らは、もっといい結果で報いられるべき仕事をしてきたからね。それでも、何かしら持ち帰れるポジティブなことはあるし、いい勉強になったのは間違いない。
「ミック・シューマッハー」をもっと詳しく
「ミック・シューマッハー」のニュース
-
WEC参戦決定のミック・シューマッハー、2024年に向けメルセデスF1とのリザーブドライバー契約を延長11月23日8時22分
-
ミック・シューマッハー、アルピーヌLMDhでWECデビューへ。A424をドライブする6名が発表11月22日19時56分
-
ミック・シューマッハーがアルピーヌA424をテスト。チームは「まだ決まっていない」とWEC参戦の噂を否定10月19日8時36分
-
ミック・シューマッハーF1復帰の可能性を指摘する声。候補はウイリアムズか8月16日15時55分
-
ハースF1、ヒュルケンベルグとの契約を延長へ。2024年シーズンはマグヌッセンとのコンビを継続か7月21日13時24分
-
ミック・シューマッハーがマクラーレンF1旧型マシンでテスト。リザーブドライバー契約の一環7月6日8時27分
-
メルセデスF1代表、シューマッハーを高く評価も2024年に向けては「シート獲得を助けられるかわからない」6月25日9時0分
-
ミック・シューマッハーが父ミハエルのメルセデスF1で初のデモランへ。グッドウッドでW02をドライブ6月23日10時15分
-
ミック・シューマッハーがメルセデスF1で初テスト「シミュレーター作業においてもレースに出る際にも役立つ経験」6月8日7時47分
-
ミック・シューマッハーがメルセデスF1初走行へ。W14でのタイヤテストを担当6月1日6時55分