モンゴル戦フル出場の遠藤航、後半のシステム変更は「プラスに考えている」
サッカーキング2021年3月30日(火)23時18分
モンゴル戦にフル出場し、攻守に貢献した遠藤航 [写真]=Getty Images
日本代表MF遠藤航が、30日に行われた2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選兼AFCアジアカップ 中国2023予選のモンゴル代表戦を振り返った。
立ち上がりから試合を支配した日本は、前半だけで5点を奪うと、後半に9点を加えて14-0の大勝を収めた。遠藤はフル出場し、前半は4-2-3-1の中で守田英正との2ボランチ、後半は4-1-4-1のワンアンカーとしてプレー。長短のパスで攻撃の起点となり、守備ではピンチの芽をいち早く摘み取る危機察知能力の高さを披露して完封勝利に貢献した。
遠藤はまず、大量リードの中でも最後まで意欲溢れるプレーを見せたことについて、「試合前から、そこは自分たちに対して求めていました。自分たちでどう、最後まで戦えるかにフォーカスしていた。交代選手も前の選手が多かったですが、点を取る姿勢見せてくれました」とコメント。ワンアンカーの手応えについては、「チームとしてのオプションを増やす意味で、プラスに考えています。相手によって変えるのはいいと思いますし、(南野)拓実と(鎌田)大地の2人がトップ下でポジション争いしているなか、並んでピッチになったのは新たな形。中盤の選手の争いがし烈になってきた印象です」と振り返った。
モンゴル戦では「バイタルの切り替えで、自分と後ろのところで奪い返す」ことを意識したという遠藤。味方との連携については、「前半は相手がワンボランチ気味だったので、守田がボランチの間に入り、サイドで数的優位を生かしたかった。(松原)健は中に入るのが好きだったので(伊東)純也はワイドを取って、やりやすい形でできたと思います。サイドバックはオーバーラップするだけでなく、中に入ってプレーするのはチームでやっているだろうし、一緒にできて嬉しかったです。互いの良さを出せるプレーを意識すれば、幅が広がるし、僕は90分ずっとプレーしていたので、どこに立つのかなどの声掛けは意識してやっていました」と語った。
遠藤は25日の国際親善試合・韓国代表戦と同様にボランチでコンビを組んだ守田への評価を問われると、「ボールを持って見ているところもいいし、前に行って点に絡むのも海外に行って見せている。自分と彼でボールに行けるのはバランスもいいし、どちらが前に出るかは互いに見ながら、ポジションを変えられたので、よかったです」と回答。また、チームとしての今回の代表活動の収穫については次のように語った。
「海外で思うのは一対一の局面の強さをしっかりやることだが、Jリーグの選手は受ける立ち位置が良かったり、いてほしいところにいてくれる。ターンしてチャンスメイクしてくれたり、そういった局面のところではいいポジショニングからいい攻撃を作れました。いろいろな選手が出ることでシステムを変えたり、立ち位置を変えて幅を広げることが今回、最大の収穫だと思います。真ん中で支えながら、特長を引き出したいと思いました」
格下を相手に集中を切らさず戦ったことについては、「1点目の時間(南野拓実 13分)がよかったです。ブロックを引いている相手にも裏を取る意識がありました。足元だけでなく、シンプルに裏を取りながらやりました。浅野(拓磨)君のゴールも裏を見せている中でのゴール。こういう相手に対しても自分たちがしっかり集中して入り、ひたむきに謙虚にやったことが大勝につながりました」と手応えを示した。6月の予選もミャンマー、タジキスタン、キルギスと力量差がある相手となるが、遠藤は様々なことを試せる機会だと前向きに捉えている。
「今日もワンボランチでやったり、自分たちからアクションを変えたことはよかったです。2次予選はまだあるが、オプションを試して、幅のあるチームになるのは最終予選、本大会を戦う上で大事。チームとしての基盤を6月でも作れたらいいと思います」
立ち上がりから試合を支配した日本は、前半だけで5点を奪うと、後半に9点を加えて14-0の大勝を収めた。遠藤はフル出場し、前半は4-2-3-1の中で守田英正との2ボランチ、後半は4-1-4-1のワンアンカーとしてプレー。長短のパスで攻撃の起点となり、守備ではピンチの芽をいち早く摘み取る危機察知能力の高さを披露して完封勝利に貢献した。
遠藤はまず、大量リードの中でも最後まで意欲溢れるプレーを見せたことについて、「試合前から、そこは自分たちに対して求めていました。自分たちでどう、最後まで戦えるかにフォーカスしていた。交代選手も前の選手が多かったですが、点を取る姿勢見せてくれました」とコメント。ワンアンカーの手応えについては、「チームとしてのオプションを増やす意味で、プラスに考えています。相手によって変えるのはいいと思いますし、(南野)拓実と(鎌田)大地の2人がトップ下でポジション争いしているなか、並んでピッチになったのは新たな形。中盤の選手の争いがし烈になってきた印象です」と振り返った。
モンゴル戦では「バイタルの切り替えで、自分と後ろのところで奪い返す」ことを意識したという遠藤。味方との連携については、「前半は相手がワンボランチ気味だったので、守田がボランチの間に入り、サイドで数的優位を生かしたかった。(松原)健は中に入るのが好きだったので(伊東)純也はワイドを取って、やりやすい形でできたと思います。サイドバックはオーバーラップするだけでなく、中に入ってプレーするのはチームでやっているだろうし、一緒にできて嬉しかったです。互いの良さを出せるプレーを意識すれば、幅が広がるし、僕は90分ずっとプレーしていたので、どこに立つのかなどの声掛けは意識してやっていました」と語った。
遠藤は25日の国際親善試合・韓国代表戦と同様にボランチでコンビを組んだ守田への評価を問われると、「ボールを持って見ているところもいいし、前に行って点に絡むのも海外に行って見せている。自分と彼でボールに行けるのはバランスもいいし、どちらが前に出るかは互いに見ながら、ポジションを変えられたので、よかったです」と回答。また、チームとしての今回の代表活動の収穫については次のように語った。
「海外で思うのは一対一の局面の強さをしっかりやることだが、Jリーグの選手は受ける立ち位置が良かったり、いてほしいところにいてくれる。ターンしてチャンスメイクしてくれたり、そういった局面のところではいいポジショニングからいい攻撃を作れました。いろいろな選手が出ることでシステムを変えたり、立ち位置を変えて幅を広げることが今回、最大の収穫だと思います。真ん中で支えながら、特長を引き出したいと思いました」
格下を相手に集中を切らさず戦ったことについては、「1点目の時間(南野拓実 13分)がよかったです。ブロックを引いている相手にも裏を取る意識がありました。足元だけでなく、シンプルに裏を取りながらやりました。浅野(拓磨)君のゴールも裏を見せている中でのゴール。こういう相手に対しても自分たちがしっかり集中して入り、ひたむきに謙虚にやったことが大勝につながりました」と手応えを示した。6月の予選もミャンマー、タジキスタン、キルギスと力量差がある相手となるが、遠藤は様々なことを試せる機会だと前向きに捉えている。
「今日もワンボランチでやったり、自分たちからアクションを変えたことはよかったです。2次予選はまだあるが、オプションを試して、幅のあるチームになるのは最終予選、本大会を戦う上で大事。チームとしての基盤を6月でも作れたらいいと思います」
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