フェルスタッペン、学校嫌いの少年時代を振り返る「F1を目指す僕に授業は必要なかった」
レッドブル・ホンダF1チームのマックス・フェルスタッペンは、10代のころ、学校が嫌いだったという。しかしレース活動の妨げにならないよう、うまく立ち回っていたということだ。
現在22歳のフェルスタッペンはレースをするために生まれてきたような男だ。早い時期からカートレースで勝利を重ね、一気にステップアップし、弱冠17歳にしてF1ドライバーの地位にたどり着いた。
もちろん少年時代のフェルスタッペンにとって学校へ通うことは義務だったが、レースの世界で生きていくと決めていた自分にとっては、学校の授業はあまり役に立つものではなかったと彼は言う。
「学校はあまり好きではなかったね。椅子に座って黒板を見つめているだけというのが嫌だったんだ」と、フェルスタッペンはオランダのウェブサイト『Formule1』に語った。
「もちろん誰にとっても、学校と教育は必要なことだ。けれど僕にとってはF1に行くことも目標だった。まあ言ってみれば、僕は学校に関することは何もしたくなかった。(目標は)カートに打ち込む原動力になっていた」
「幸い、僕の場合は学校は必要なかった。職業によっては知識がすごく必要になるものもあるから、自分が何が得意かにもよると思うよ。でもレースの場合はそうじゃない」
子どものころからカートの国際レースでヨーロッパ中を飛び回る生活を送っていたフェルスタッペンは、父親ヨス・フェルスタッペンの全面的なサポートも得つつ、レースに傾注していた。当時、教室を早く抜け出してレースに向かうため、周到に策略を練ったこともしばしばあったという。
「トイレに行きたいと言って、そのまま教室に戻らなかったんだ!」とフェルスタッペンは回想する。
「毎週金曜日は3時15分に学校を出て、すぐにイタリア行きのバスに乗った。必要なものは父がバスに積み込んでくれていて、下着を1枚持ってイタリアに直行だ」
「そして日曜日の午後には全速力で家に戻る。到着するのは午前3時か4時だった」
元F1ドライバーであるヨス・フェルスタッペンは、幼い息子の才能を芽吹かせ、開花させるべく力を尽くした。彼はマックスが大きな才能を持っていると確信していたため、学校に行かないことも、目標に向けたプロセスの一部だと考えていたのだ。
「とんでもないやり方をしていたとは思わない」とヨスは言う。
「もしもマックスにレースの才能がなかったら、あるいは私がその才能を見出していなかったら、彼を学校に放り込んでいただろうね」
「だが私には、モータースポーツの世界に何かが起きることになると分かっていた。だからこそ彼が学校に行かないことを容認していたし、むしろそう仕向けた」
フェルスタッペンは順調に結果を出していき、一家はベルギーに移り住むことになった。そしてそこで、若きフェルスタッペンは家庭教師から個人レッスンを受けることになった。
「(教師には)マックスは家にいるときだけしか行けないということを了解してもらった。彼は週に1度しか行かなかった。あらゆる場所でレースをするために、そういう手段をとったのだ」
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