幸先の良いスタートを切ったマクラーレンF1。イモラでは「表彰台獲得の経験を活かして戦う」とリカルド
マクラーレンF1チームは、2021年シーズンの幸先の良いスタートを切った。ランド・ノリスが開幕戦バーレーンGPで4位という素晴らしい順位でフィニッシュし、新チームメイトのダニエル・リカルドは7位につけた。
「バーレーンでは、良いリザルトとともにシーズンをスタートした」とノリスは語った。
「僕たちの目標は、進歩を続け、各レースでパフォーマンスを最大化することだ。今も僕たちが取り組んで、少しでもポテンシャルを解き放つ必要がある分野がある。そうすればさらに競争力を発揮することができる。そうしたステップを踏み出すために激しくプッシュしているけれどね」
「開幕戦は今年の競争がいかに激しいかをよく示していた。コース上ではさらにエキサイティングなバトルが生まれるだろうから、それを楽しみにしているよ」
今年予定されている23戦のうち2戦目は、アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリで開催されるエミリア・ロマーニャGPだ。コースの全長は4.909kmで19のコーナーがあり、通常はイモラ・サーキットと呼ばれている。同名の町の郊外に位置しているからだ。
「今シーズンにまたイモラに戻れるのは素晴らしいことだ。いつものように、コースでの時間を最大限に活かし、予選とレースの準備をする間にマシンの性能を最大に引き出す。オーバーテイクのチャンスが限られているから、トラックポジションが重要だ」
「ターン1では追い抜くのに最高のチャンスがある。他の場所はトラックの幅が狭くトリッキーなんだ。週末の間は最大限までプッシュして、多くのポイントを獲得するつもりだ」
一方で、バーレーンでの1周目にアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーと接触してマシンにダメージを負ったことをリカルドが知ったのは、レース後のことだった。
「バーレーンではポジティブなスタートを切ったから、マシンに戻るのが楽しみだ」とリカルドは述べた。
「開幕戦で良い結果を出すことができた。チームからデビューできて素晴らしい気分だったよ。レース後にダメージが見つかったことは少し不運だったけれど、まだいくつか学ぶことがあるし、少し時間はかかるけれど取り組むことがある。それでも、僕たちにはまだまだ発揮すべきパフォーマンスがあると確信しているよ」
「ファクトリーで熱心に作業をし、いかにしっかりとしたスタートから流れを維持するかについて理解した。マシンに乗ってリラックスするにはまだ数レース必要だということは予想していたけれど、過去何年かの同時期よりもレース後の気分は良かったから、この先はとても有望だ」
「イモラは象徴的な昔ながらのコースで、高速の流れるようなレイアウトだ。ミスの余地はほとんどない。昨年のレースでは表彰台フィニッシュを達成したから、あの場所へ戻るのにとても興奮している。今週末にチームの役に立てるよう昨年のその経験を活かして、ポイントを賭けて戦うよ」
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