レッドブルF1代表「フェルスタッペンが42歳になってもレースをしているとは思えない」本人も生活の質を重視
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンがどれほど長くF1に留まるかはわからないが、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のように40代までレースをすることはないと考えている。
フェルスタッペンは2015年に史上最年少の17歳でF1キャリアを始め、2016年のスペインGPでは18歳で史上最年少のグランプリ優勝者になった。フェルスタッペンのレースへの燃えるような野望と、留まるところを知らない成功への渇望は、すでに彼とレッドブルに2度の世界タイトルをもたらした。
しかし彼の内なる炎がいつまで燃え続けるかは誰にもわからない。ホーナーは、フェルスタッペンはF1グリッドにあまりにも長くいることはないだろうと示唆している。
「マックスは我が道を行く男であり、彼の意見と、人生でやりたいことに対する態度は非常に強い」とホーナーは今月始めに『Sky Sports』に語った。
「彼がフェルナンド・アロンソのようになって41歳や42歳になってもレースをしているとは思えないし、F1にはいないかもしれない」
「しかし彼の愛と情熱はレースにある。今のようにコースでレースをしていない時、彼はバーチャルの世界でドライビングしている」
「彼はGTカーを楽しみのために運転しているが、彼の情熱はただドライビングとレースにあり、その情熱が彼のなかで燃えているうちは前に進み続けるだろう」
「しかしどれだけの間、情熱は燃えているだろうか? これは人それぞれの旅であり、その人自身が見つけなければならないことだ」
フェルスタッペン自身は、2028年に現在のレッドブルとの契約が終了したら、エネルギッシュなF1の世界を離れるとほのめかしている。特に、彼は記録や統計に頓着していないのだ。
「そう、真剣にそのことを考えているよ」と最近フェルスタッペンは語った。
「F1マシンをドライブできてすごくラッキーだということはわかっている。僕はやりたいことをできるけれど、今の時点でそのことは問題ではない。やりたいことについては、すでにたくさんの計画があるよ」
しかしどのような計画が含まれようとも、それらはその時点でのフェルスタッペンの最優先事項に沿ったものになるだろう。それは生活の質だ。
「それは生活の質に関わることでもある。F1以外にも人生にはさまざまなことがある。僕は2028年まで契約があるけれど、その後は様子を見るだろう」
「自分の最高の年を物理的にF1だけで過ごしたくない。それにレース数が1年に23戦や24戦に増えるというのは多すぎる」
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