リヴァプール戦無得点のメッシ、3度目の正直なるか!? とあるジンクスも紹介
サッカーキング2019年5月1日(水)13時26分
いよいよ世界中のサッカーファンが注目する大一番がやってきた。5月1日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグでは、バルセロナとリヴァプールが対戦。巷では、事実上の決勝とも言われるビッグカードだ。
勝敗の行方を左右しそうなポイントはいくつもあるが、やはりリオネル・メッシのパフォーマンスが勝負のカギを握るだろう。27日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節のレバンテ戦では、リーグ連覇を決める“優勝決定弾”をマーク。マンチェスター・UとのCL準々決勝セカンドレグでも、ベスト4進出を決定づけるゴールを決めた。ここぞの場面での活躍ぶりは、31歳になった今も変わらない。
もっとも、気になるデータが存在する。メッシは欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する大会で、これまでに113得点を記録しているが、リヴァプール相手にゴールを奪ったことがないのだ。
バルセロナとリヴァプールが対戦するのは、2006-07シーズンのCL決勝トーナメント1回戦以来のこと。2試合合計2-2、アウェイゴール差でリヴァプールがベスト8進出を果たした当時の対戦で、メッシは2試合ともにフル出場を果たしたが、無得点のまま大会からの敗退を余儀なくされた。2004年のデビュー以来、リヴァプールと戦ったのはこの時だけ。今回が通算3度目の対戦となる。
今さら振り返るまでなく、メッシは欧州を舞台に数多くのゴールを決めてきた。UEFAの公式サイト『UEFA.com』によると、113得点を積みあげるのに要した出場時間は1万1289分だという。1ゴールを挙げるのに必要な時間は約100分、ほぼ1試合(90分)に1ゴールのペースで得点を積み重ねてきたと考えるとやはり驚異的だ。
一方で、リヴァプールのほかにもゴールを奪えなかった相手がいる。アトレティコ・マドリード、ベンフィカ、インテル、ルビン・カザン、そしてウディネーゼの5クラブだ。
この中でいわゆる“天敵”にあたるのが、アトレティコ・マドリード。欧州の舞台で4度対戦しながら、ゴールネットを揺らすことができていない。無得点に終わった相手の中では最も長い360分のプレー時間を記録している。なお、今回のCL準決勝で2試合ともにフル出場を果たしながらノーゴールに終わると、“天敵ランキング”でリヴァプールが1位タイに浮上する。今シーズンのプレミアリーグで最少失点を誇るリヴァプールだけに、メッシ完封の可能性は十分にあるだろう。
もっとも、メッシは“イングランド勢”を大の得意としている。CLではイングランド勢から24得点をマーク。ほかのどの国のクラブよりも、イングランドのクラブからゴールを奪っている。今シーズンに限っても、グループステージではトッテナムを相手に2得点、決勝トーナメントでもマンチェスター・Uを相手に2得点をたたき出した。今大会はここまで得点ランキング単独トップとなる10ゴールを記録しているが、その内訳をみると、イングランド勢相手に4ゴールは、オランダのPSV相手に決めた得点数と並ぶトップタイである。
ただ前述のとおり、リヴァプール相手にはいまだ無得点。対戦歴のあるイングランド勢で唯一ゴールを奪えていない相手が目の前に立ちはだかる。果たして、“3度目の正直”となるのか。あるいは、またしても沈黙を強いられるのか。サッカーは11対11のスポーツであり、メッシ1人で勝負が決まるわけではないが、バルセロナの命運を握るのはやはり“背番号10”になるだろう。
最後に1つ、メッシに関するあるジンクスを紹介して本稿を締めくくりたい。
メッシは昨年8月、今シーズンのバルセロナのリーグ戦第1号となるゴールを記録した。それは、キャリア通算4回目の出来事だった。過去3度、それは2008-09、2010-11、2014-15シーズンに起こったが、すべてのシーズンでリーグとCLの2冠を達成――。2008-09シーズンと2014-15シーズンには3冠を成し遂げた。
今シーズンもリーグ優勝を決めて、まず1冠を達成。コパ・デル・レイは残すところ決勝戦のみ。そして、欧州制覇まではあと3試合だ。
(記事/Footmedia)
勝敗の行方を左右しそうなポイントはいくつもあるが、やはりリオネル・メッシのパフォーマンスが勝負のカギを握るだろう。27日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節のレバンテ戦では、リーグ連覇を決める“優勝決定弾”をマーク。マンチェスター・UとのCL準々決勝セカンドレグでも、ベスト4進出を決定づけるゴールを決めた。ここぞの場面での活躍ぶりは、31歳になった今も変わらない。
もっとも、気になるデータが存在する。メッシは欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する大会で、これまでに113得点を記録しているが、リヴァプール相手にゴールを奪ったことがないのだ。
バルセロナとリヴァプールが対戦するのは、2006-07シーズンのCL決勝トーナメント1回戦以来のこと。2試合合計2-2、アウェイゴール差でリヴァプールがベスト8進出を果たした当時の対戦で、メッシは2試合ともにフル出場を果たしたが、無得点のまま大会からの敗退を余儀なくされた。2004年のデビュー以来、リヴァプールと戦ったのはこの時だけ。今回が通算3度目の対戦となる。
今さら振り返るまでなく、メッシは欧州を舞台に数多くのゴールを決めてきた。UEFAの公式サイト『UEFA.com』によると、113得点を積みあげるのに要した出場時間は1万1289分だという。1ゴールを挙げるのに必要な時間は約100分、ほぼ1試合(90分)に1ゴールのペースで得点を積み重ねてきたと考えるとやはり驚異的だ。
一方で、リヴァプールのほかにもゴールを奪えなかった相手がいる。アトレティコ・マドリード、ベンフィカ、インテル、ルビン・カザン、そしてウディネーゼの5クラブだ。
この中でいわゆる“天敵”にあたるのが、アトレティコ・マドリード。欧州の舞台で4度対戦しながら、ゴールネットを揺らすことができていない。無得点に終わった相手の中では最も長い360分のプレー時間を記録している。なお、今回のCL準決勝で2試合ともにフル出場を果たしながらノーゴールに終わると、“天敵ランキング”でリヴァプールが1位タイに浮上する。今シーズンのプレミアリーグで最少失点を誇るリヴァプールだけに、メッシ完封の可能性は十分にあるだろう。
もっとも、メッシは“イングランド勢”を大の得意としている。CLではイングランド勢から24得点をマーク。ほかのどの国のクラブよりも、イングランドのクラブからゴールを奪っている。今シーズンに限っても、グループステージではトッテナムを相手に2得点、決勝トーナメントでもマンチェスター・Uを相手に2得点をたたき出した。今大会はここまで得点ランキング単独トップとなる10ゴールを記録しているが、その内訳をみると、イングランド勢相手に4ゴールは、オランダのPSV相手に決めた得点数と並ぶトップタイである。
ただ前述のとおり、リヴァプール相手にはいまだ無得点。対戦歴のあるイングランド勢で唯一ゴールを奪えていない相手が目の前に立ちはだかる。果たして、“3度目の正直”となるのか。あるいは、またしても沈黙を強いられるのか。サッカーは11対11のスポーツであり、メッシ1人で勝負が決まるわけではないが、バルセロナの命運を握るのはやはり“背番号10”になるだろう。
最後に1つ、メッシに関するあるジンクスを紹介して本稿を締めくくりたい。
メッシは昨年8月、今シーズンのバルセロナのリーグ戦第1号となるゴールを記録した。それは、キャリア通算4回目の出来事だった。過去3度、それは2008-09、2010-11、2014-15シーズンに起こったが、すべてのシーズンでリーグとCLの2冠を達成――。2008-09シーズンと2014-15シーズンには3冠を成し遂げた。
今シーズンもリーグ優勝を決めて、まず1冠を達成。コパ・デル・レイは残すところ決勝戦のみ。そして、欧州制覇まではあと3試合だ。
(記事/Footmedia)
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