UEFAがロシアへの追加制裁を発表…来季の大会出場禁止、EUROの開催地立候補も認めず
サッカーキング2022年5月3日(火)10時45分
ロシアがUEFAの主要大会から正式に除外 [写真]=Getty Images
UEFA(欧州サッカー連盟)は2日、ロシア代表および同国のクラブチームに対する追加処分を発表した。UEFAの公式サイトが伝えている。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、既にUEFAとFIFA(国際サッカー連盟)は、追って通知があるまではロシア代表と同国のクラブを全ての大会で参加禁止にすることを発表。世界各国のクラブチームがロシア企業とのスポンサー契約を次々と停止するなど、サッカー界での“制裁”も加速していた。
UEFAによると、「関係者が安全かつ安心できる環境で円滑に大会を開催するため、一連の決定を行った」とのこと。今回の発表では、2022年から2023年に行われるUEFA主催の各大会への参加禁止が正確に決まったこととなる。
男女クラブへの制裁としては、2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)への参加が不可能になる。今回の決定を受けて、CLではロシアのクラブに代わってスコットランドの優勝クラブが本大会にストレートで出場することとなった。
男子代表チームについては、既にFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフの不戦敗が決定している中、2022-23UEFAネーションズリーグにも不参加となる。この結果、ロシア代表は自動的にリーグBの最下位となり、終了時には降格することが決定した。
女子代表チームへの制裁も発表。今年7月に開催されるUEFA女子EURO2022への出場資格がはく奪され、予選でロシア女子代表に敗れていたポルトガル女子代表が繰り上げで本大会に出場することが決まった。FIFA女子ワールドカップヨーロッパ予選も出場資格を失い、今後の試合を戦うことはできない。
制裁はユース世代にも及び、男女ともにU-17とU-19世代のヨーロッパ選手権には出場できないことが決まった。
また、ロシアはEURO2028とEURO2032の開催地に立候補したことが各メディアで報じられていた。しかし、今回UEFAから公式に声明が発表され、「資格なし」と判断されたという。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、既にUEFAとFIFA(国際サッカー連盟)は、追って通知があるまではロシア代表と同国のクラブを全ての大会で参加禁止にすることを発表。世界各国のクラブチームがロシア企業とのスポンサー契約を次々と停止するなど、サッカー界での“制裁”も加速していた。
UEFAによると、「関係者が安全かつ安心できる環境で円滑に大会を開催するため、一連の決定を行った」とのこと。今回の発表では、2022年から2023年に行われるUEFA主催の各大会への参加禁止が正確に決まったこととなる。
男女クラブへの制裁としては、2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)への参加が不可能になる。今回の決定を受けて、CLではロシアのクラブに代わってスコットランドの優勝クラブが本大会にストレートで出場することとなった。
男子代表チームについては、既にFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフの不戦敗が決定している中、2022-23UEFAネーションズリーグにも不参加となる。この結果、ロシア代表は自動的にリーグBの最下位となり、終了時には降格することが決定した。
女子代表チームへの制裁も発表。今年7月に開催されるUEFA女子EURO2022への出場資格がはく奪され、予選でロシア女子代表に敗れていたポルトガル女子代表が繰り上げで本大会に出場することが決まった。FIFA女子ワールドカップヨーロッパ予選も出場資格を失い、今後の試合を戦うことはできない。
制裁はユース世代にも及び、男女ともにU-17とU-19世代のヨーロッパ選手権には出場できないことが決まった。
また、ロシアはEURO2028とEURO2032の開催地に立候補したことが各メディアで報じられていた。しかし、今回UEFAから公式に声明が発表され、「資格なし」と判断されたという。
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