ボッタス「4つ順位を上げられたので悪い結果ではないが、入賞に繋がらず残念」:アルファロメオ F1第7戦決勝
2023年F1第7戦モナコGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは11位、周冠宇は13位でレースを終えた。
■バルテリ・ボッタス(アルファロメオF1チーム・ステーク)
決勝=11位(77周/78周)
堅実なレースができた。手の届く範囲で最善の成績を得られたんじゃないかな。モナコで4つ順位を上げたのだから、決して悪い結果ではない。ただひとつ残念なのは、その努力がポイント獲得につながらなかったことだ。雨で混乱したレースになり、それに助けられたのは確かだけど、重要な決断を迫られる局面で、すべて正しい判断をしたことも大きいと思う。インターを履いていても、かなり難しいコースコンディションだった。場所によって完全なウェットだったり、他の場所ではほぼドライだったりしたからね。それでも、僕らは誰よりも早くそのカード(インターへの交換)を切り、結果として順位を上げることができた。
今回持ち込んだアップグレードによって、クルマのフィーリングは以前より良くなった。僕らのパッケージは、どちらかと言えば高速サーキットが得意だから、バルセロナではもっとパフォーマンスを引き出せるはずだ。それを楽しみにしているよ。
■周冠宇(アルファロメオF1チーム・ステーク)
決勝=13位(77周/78周)
とても難しいコンディションながら、いいレースができた。スタートしたグリッド位置を考えれば、これだけポジションを上げられたことに満足してもいいと思う。僕らは1周目の終わりにピットに入るという決断をした。それは1セットのハードタイヤで最後まで走り切ることを意味するアグレッシブな選択だった。ハードでのペースは良くて、いくつか順位を上げられたし、雨が降り始めるまではよりフレッシュなタイヤを履いたクルマを抑え込むこともできた。
ただ、雨ですべてがリセットされて、もう一度ピットに入る必要に迫られ、本当に難しいコンディションに対処しなければならなかった。路面の状況は本当にトリッキーで、すべてのコーナーでミスを犯す可能性があり、きわめて慎重にならざるをえなかった。最終的には、予選より6つ上の順位でフィニッシュできたし、すごく面白かったよ。何よりも重要なのはレースペースが良かったことで、これは別のサーキット、違うコンディションなら好成績が期待できる兆しだ。
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