開催実現にはレッドブルの尽力も。アルファタウリF1代表「観客がいないのは残念だが、重要な第一歩」
アルファタウリ・ホンダのチーム代表を務めるフランツ・トストは、6月2日に発表されたF1の新しいスケジュールについて、無観客での開催は残念ではあるが、F1を可能な限り早く元の状態へ戻すための重要な第一歩だと語った。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、3月の開幕戦から第10戦までが中止や延期となっていたF1だが、ついに7月より2020年シーズンが始まることが正式に発表された。
7月3〜5日に行われるオーストリアGPは、ホワイトとダークネイビーをまとうアルファタウリにとっての初戦となる。トストはアルファタウリの公式サイトにコメント寄せ、オーストリアでレースができるようにと尽力したレッドブル創設者のディートリッヒ・マテシッツやレッドブルに感謝を述べた。
「再びレースができるというのは素晴らしいことだ。スクーデリア・アルファタウリの新カラーをまとっての最初のレースになる」
「ディートリッヒ・マテシッツとレッドブルがシュピールベルグでF1を開催し、F1がシーズンをスタートさせ、仕事に復帰できるようにしてくれたことに感謝している。政府の承認を得るまでには多くの時間と努力が必要だった。これは(ヘルムート)マルコ博士が数週間前から当局と交渉を始めた結果だ」
「もちろん雰囲気は異様なものになるだろうし、観客がいないのは残念だが、これはF1をできるだけ早く正常な状態に戻すための重要な第一歩だ」
またアルファタウリは5月30日よりファクトリーでの作業を再開させている。スタッフの安全を最優先に業務を行っており、トストはこれが“生活が日常へ戻りつつあることの証”として重要なことだと語っている。
「課せられた基準は非常に厳しいもので、我々はすでにファエンツァとビスターの施設でこの基準を採用しており、必要なスタッフは6月1日に仕事に復帰してシーズンに備えることができる」
「これはビジネスの観点からも、また生活が正常に戻りつつあることの証としても重要なことだ」
2020年シーズンのカレンダーについては、9月のイタリアGPまでの8レースが発表されている。現時点ではこれ以降のスケジュールは確定しておらず、F1は今後数週間のうちに15〜18戦のカレンダーを公開する予定だという。
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