レッドブルF1代表、ペレスの去就を決めるには時期尚早と主張「素晴らしい仕事をしている。これを続けるべき」
レッドブル・ホンダのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、レッドブルがF1第6戦アゼルバイジャンGPで優勝したセルジオ・ペレスの将来を急いで決めることはないと述べている。
ペレスにとって新チームでの2021年シーズンのスタートは難しいものだったが、パフォーマンスを徐々に改善し、バクーでF1におけるキャリア2勝目を挙げた。レース終盤の僚友マックス・フェルスタッペンの不運なリタイアによって首位に浮上し、チェッカーフラッグまでの最後の2周を制して勝利を獲得したのだ。
ホーナーはペレスの進歩を注意深く観察しているが、来シーズンもペレスをチームに残留させるかどうかを決めるには時期が早すぎると主張している。
「その質問に答えるにはまだ多くの時間がある」とホーナーはバクーでメディアに語った。「だがセルジオは素晴らしい仕事をしている。彼はこの調子を続けるべきだ」
ホーナーは、高速ストリートサーキットにおけるペレスの成績から、彼がバクーで好成績を収めるだろうと予想していたことを認めた。しかしペレスのパフォーマンスは、最終的にホーナーの期待を上回るものだった。
「彼がここで好成績を出せると分かっていたが、ここまでいいとは思っていなかった」
「彼は週末を通して速かった。正確にペースを刻み、唯一ミスをしたのはQ3での1回目の走行だけだった。彼のペースは驚異的だったよ」
「ピットストップに長くかからなければ、マックスをオーバーカットしてトップに出たかもしれない。前は空いていたし、ペースが出ていたからね。彼は素晴らしかった。ルイス(・ハミルトン/メルセデス)に対し防御をしてコントロールするやり方は、一流だった」
ホーナーは、ペレスの勝利は彼の自信を高める一方だと考えている。
「あの勝利を手にしたことは、彼にとって大きな自信となるだろう。これで彼は現在ドライバーズ選手権で3位となった。彼は期待を超えている」
「我々の弓に弦が追加されたようなものだ。あの日首位のマシンを失ったが、チェコ(ペレスの愛称)がそこにいて勝利をもたらした。これこそまさに我々が期待していたことだ」
「彼のことを喜んでいるし、チームについても嬉しく思う。舞台裏では多大な努力が注がれているのだ。我々のすべてのパートナーについても同じだ。誰もがそれぞれの仕事を行い、チェコもその一部だったのだと思う」
「レッドブル」をもっと詳しく
「レッドブル」のニュース
-
ハミルトン「レッドブルの1台に挑戦できてうれしい。今年一番のレースだったかも」メルセデス/F1第6戦5月7日7時21分
-
レッドブル&HRC密着:敗因はフロアのダメージとハードタイヤでの苦戦。勝つことの難しさを痛感したフェルスタッペン5月6日17時43分
-
渡邊智也さんが70km超える大会新記録と共に、優勝! 世界で169カ国、265,818万人が参加した「Wings for Life World Run」開催レポート5月6日16時46分
-
フェルスタッペン2位「今日のノリスは飛ぶように速かった」グリップに苦しみマシンにダメージも:レッドブル/F1第6戦5月6日16時14分
-
【ギャラリー】2024年F1第6戦マイアミGP5月6日7時48分
-
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(2)5月5日20時27分
-
レッドブル&HRC密着:タイヤや路面に苦戦しつつもポール獲得記録を伸ばしたフェルスタッペン。スプリント後の変更も奏功5月5日16時12分
-
7戦連続ポールのフェルスタッペン「マイアミでは毎年苦労。楽しいラップを走れたとは言えない」F1第6戦5月5日15時32分
-
メッシが1得点5アシストの離れ業 開幕8戦で10得点12アシストと記録ずくめの進撃5月5日12時26分
-
メッシ、NYレッドブルズ戦で1ゴール“5アシスト”の大活躍! スアレスの3得点をいずれも演出5月5日12時18分