ルノーF1、2020年のリザーブドライバーにシロトキンを起用。レギュラードライバー欠場の緊急事態に備える
AUTOSPORT web2020年7月1日(水)16時51分
ルノーF1チームは、2017年と2019年に同チームのリザーブドライバーを務めたセルゲイ・シロトキンとの契約を、2020年シーズンに向けて延長したことを発表した。
ロシア出身のシロトキンは、2018年にはウイリアムズF1チームのレギュラードライバーを務めていた。
「今年もセルゲイをチームに迎えることができてうれしい」とルノーF1チームのマネージングディレクター、シリル・アビテブールは語った。
「我々が置かれている現在の状況を考えると、発生する可能性のあるいかなる事態に対しても計画を用意しなければならない」
「我々はセルゲイのことをよく知っているし、同様に彼もチームのことをよく知っている。今週末にセルゲイをオーストリアに迎えることを楽しみにしている」
2020年F1シーズンは、COVID-19感染拡大防止策をとりながらの開催となる。レースドライバーがCOVID-19の検査で陽性になった場合の対応策として、すべてのチームがリザーブドライバーを待機させる。
「リザーブドライバーとして、ルノーDPワールドF1チームに戻ることができるのは素晴らしいことだ」と24歳のシロトキンは語った。
「僕は2019年シーズンにチームとともに過ごしたので、彼らのことをとてもよく知っている」
「チームにとって必要が生じたときにすぐに馴染むことができるドライバーを確保することが重要であることは理解している。現在世界が置かれているような状況のなかでは特にそうだ」
「僕は準備をして集中していたので、またF1マシンでレースをする用意はしっかり整っている。ルノーの友人たちに間もなく会えるのを楽しみにしているよ」
「F1」をもっと詳しく
「F1」のニュース
-
入賞のチャンスを逃した角田裕毅、終盤のチームオーダーには怒り「チームの考えが理解できない」:RB/F1第1戦決勝3月3日7時48分
-
シンガポールGP主催側との汚職事件で閣僚が起訴。今後のF1開催契約に政府は“疑問なし”1月21日21時5分
-
ハミルトンがフロア規定違反で失格、2位表彰台を失う。ルクレールの6位も取り消しに。角田が8位に昇格/F1第19戦10月23日9時47分
-
【角田裕毅F1第8戦分析】ポイント獲得の喜びから一転。入賞圏外に降格し落胆、レース後にはへたり込む姿も6月5日14時12分
-
ハミルトン今季初表彰台「まだマシンとの一体感はないけれど、レッドブルに近づくことは不可能でないと感じた」F1第3戦4月3日7時14分
-
レッドブルF1と新幹線が並走!? 驚きの映像作品『BAKUSOU』が公開1月30日20時46分
-
レッドブルF1が700万ドルの罰金と空力テスト削減のペナルティを受け入れ。FIAがコストキャップ違反チームとの合意を発表10月29日2時24分
-
2022年の新F1タイヤ規則への適応を進めるドライバーたち。タイヤウォーマーの温度引き下げには懸念の声10月15日13時15分
-
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが大雨の鈴鹿で初優勝、ドライバーズ選手権2連覇を達成【決勝レポート/F1日本GP】10月9日18時19分
-
好調フェラーリF1、最速説は否定「本命は依然としてレッドブル&メルセデス」と代表3月14日7時29分