ロッベンが2度目の引退を発表…昨季に現役復帰も、ケガに泣き出場は7試合
サッカーキング2021年7月15日(木)20時16分
ロッベンが2度目の現役引退を発表 [写真]=Getty Images
元オランダ代表FWアリエン・ロッベンが15日、2度目の現役引退を自身の公式SNSで発表した。
現在37歳のロッベンはPSVやチェルシー、レアル・マドリード、バイエルンなどで活躍。オランダ代表としては96キャップ37ゴールを記録し、2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ準優勝などに貢献した。2019年7月にバイエルンで現役を引退したが、約1年後の昨年6月に現役復帰を宣言し、プロデビューを飾ったクラブであるフローニンゲンに加入した。
9月13日に行われたエールディヴィジ第1節のPSV戦で現役復帰後初の公式戦出場を果たしたが、開始29分にそけい部を痛めて負傷交代。その後はふくらはぎの負傷にも悩まされて欠場が続き、公式戦の出場は7試合にとどまった。
ロッベンは自身の公式SNSを通じて次のようにコメント。現役続行を目指していたものの、身体的なコンディションを維持できる自信がなかったために引退を決断したと明かした。
「親愛なるサッカーファンのみんなへ、僕は現役選手としての活動をやめることにした」
「1年前、僕はフローニンゲンの選手として復帰することを発表した。この冒険には大きなエネルギーと熱意を持って乗り出した。しかし、すぐにフィジカル的な問題を抱えて、長い間試合に出られなくなってしまった。長い試行錯誤の末、ようやくシーズン終盤の試合に出場することができた。シーズンを振り返ってみると、『試合出場時間が少なかった』というのが正直な感想だ。こうなることは事前に分かっていたけど、僕は挑戦し、すべてを出し切った。また、僕だけでなく、クラブや身近な人たちが常に僕を助け、支えてくれた。すべてのサッカーファンのみんなからの温かい反応や応援の言葉は、僕の心を捉えて離さなかった。みんなには本当に感謝している」
「最後の試合が終わった後、僕は将来について『十分な情報を得た上で決断するために時間をかける』と言った。僕にとって重要なのは、それまでの数カ月間に積み重ねてきたフィットネスを維持し、大きく後退しないことだった。そうすることで、身体的な調子はどうか、そしてもう1年続けることが現実的かどうかを同時に体感することができた。ただ、身体だけは、僕に必要な良い感触と自信を与えてくれなかった。だからこそ、僕はやめることにした」
「とても難しい決断だった。心と感情は正反対のところにあったからね。特に満員の『エウロボルグ(フローニンゲンの本拠地)』での出場という究極の目標を見据えて、前に進みたいと思っていた。試合を楽しみ、できればファンに何かお返しがしたい。しかし、『何事にも終わりはある』という言葉もある。やめるという決断は、正しく現実的だと思う」
「この1年間みんなから受け取った、素敵な温かいサポートや優しいメッセージに感謝している。それは素晴らしく、心温まるものだった。みんなが、満員のスタジアムで素晴らしいサッカーシーズンを過ごせること、そして何よりも健康であることを祈っている」
現在37歳のロッベンはPSVやチェルシー、レアル・マドリード、バイエルンなどで活躍。オランダ代表としては96キャップ37ゴールを記録し、2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ準優勝などに貢献した。2019年7月にバイエルンで現役を引退したが、約1年後の昨年6月に現役復帰を宣言し、プロデビューを飾ったクラブであるフローニンゲンに加入した。
9月13日に行われたエールディヴィジ第1節のPSV戦で現役復帰後初の公式戦出場を果たしたが、開始29分にそけい部を痛めて負傷交代。その後はふくらはぎの負傷にも悩まされて欠場が続き、公式戦の出場は7試合にとどまった。
ロッベンは自身の公式SNSを通じて次のようにコメント。現役続行を目指していたものの、身体的なコンディションを維持できる自信がなかったために引退を決断したと明かした。
「親愛なるサッカーファンのみんなへ、僕は現役選手としての活動をやめることにした」
「1年前、僕はフローニンゲンの選手として復帰することを発表した。この冒険には大きなエネルギーと熱意を持って乗り出した。しかし、すぐにフィジカル的な問題を抱えて、長い間試合に出られなくなってしまった。長い試行錯誤の末、ようやくシーズン終盤の試合に出場することができた。シーズンを振り返ってみると、『試合出場時間が少なかった』というのが正直な感想だ。こうなることは事前に分かっていたけど、僕は挑戦し、すべてを出し切った。また、僕だけでなく、クラブや身近な人たちが常に僕を助け、支えてくれた。すべてのサッカーファンのみんなからの温かい反応や応援の言葉は、僕の心を捉えて離さなかった。みんなには本当に感謝している」
「最後の試合が終わった後、僕は将来について『十分な情報を得た上で決断するために時間をかける』と言った。僕にとって重要なのは、それまでの数カ月間に積み重ねてきたフィットネスを維持し、大きく後退しないことだった。そうすることで、身体的な調子はどうか、そしてもう1年続けることが現実的かどうかを同時に体感することができた。ただ、身体だけは、僕に必要な良い感触と自信を与えてくれなかった。だからこそ、僕はやめることにした」
「とても難しい決断だった。心と感情は正反対のところにあったからね。特に満員の『エウロボルグ(フローニンゲンの本拠地)』での出場という究極の目標を見据えて、前に進みたいと思っていた。試合を楽しみ、できればファンに何かお返しがしたい。しかし、『何事にも終わりはある』という言葉もある。やめるという決断は、正しく現実的だと思う」
「この1年間みんなから受け取った、素敵な温かいサポートや優しいメッセージに感謝している。それは素晴らしく、心温まるものだった。みんなが、満員のスタジアムで素晴らしいサッカーシーズンを過ごせること、そして何よりも健康であることを祈っている」
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「現役復帰」をもっと詳しく
「現役復帰」のニュース
-
NECレッドロケッツ、澤田由佳が新たな挑戦へ!現役復帰を発表。4月16日10時16分
-
アグエロ氏が母国の名門で現役復帰? 医師の「GOサイン」で世間が盛り上がるも本人は…2月27日20時25分
-
2024年のMotoE暫定エントリーリストが発表。全9チーム18名が参戦、チャズ・デイビスが現役復帰2月16日7時0分
-
元名古屋ジョーが現役復帰。コリンチャンス復帰で契約問題巡る裁判も12月2日10時59分
-
“超短期契約”で現役復帰の那須大亮、バックヘッドで同点PK弾をお膳立て! 岩手対愛媛は劇的ドロー決着8月19日20時5分
-
那須だけじゃない!? 引退後に現役復帰を果たした元選手の人気YouTuber8月17日8時45分
-
那須大亮の現役復帰・盛岡加入に元Jリーガー「残念」J3の価値低下懸念も8月16日12時12分
-
現役復帰の那須大亮、岩手とは1週間の超短期契約に「できることはたくさんあると思っています」8月15日21時25分
-
那須大亮がJ3岩手で現役復帰「チームが少しでも変化する一躍になれればと思います」8月15日15時35分
-
リカルドの現役復帰を願うF1チーム代表たち。レッドブルはテストの機会を提供へ4月24日6時35分
スポーツニュースランキング
-
1大谷翔平、あわや退場の危機!?不可解判定連発の球審にクレーム球審が“逆ギレ”した瞬間 ファンは「さすがに酷すぎ」 ABEMA TIMES
-
2【ソフトバンク】山川穂高のド根性「例えばですが、折れててもいいじゃないですか」9回左手死球で途中退場 スポーツ報知
-
3おい!走ったぞ!大丈夫かよ…!? 大谷翔平、いくらなんでもヤバすぎる ボールを当てられたのに全力スタート盗塁を決める瞬間「体強すぎだろw」「盗塁王目指して」 ABEMA TIMES
-
4石川遼が全米切符獲得へ収穫 苦手ホールに立ち向かった「すごく大きい」2日間 ALBA Net
-
5オリオールズの22歳新星が3戦連発15号で大谷翔平と2差のMLBトップ ジャッジも7戦4発で大谷に並ぶ スポーツ報知