マクラーレン・ホンダのバンドーン「新パーツを試し、好感触。後半戦の進歩に期待」/F1テスト初日
ハンガリーでのF1インシーズンテストが1日にスタート、マクラーレン・ホンダは初日はストフェル・バンドーンにより走行を行った。途中、オイル漏れにより走行時間をロスしたものの、バンドーンはさまざまな新パーツを試しながら、ランチタイム前からセッション終了間際までタイムシートのトップを維持した。
午前中にバンドーンは全体のトップタイムを記録したが、ランチタイム直前、チームは液漏れの症状が疑われるとして予防的措置でマシンをとめるようバンドーンに指示した。チームはシャシーとパワーユニットの両方をチェックした結果、エンジン関連の漏れであるとの結論に至った。ホンダR&Dプリンシパルエンジニア、中村聡氏は、オイル漏れの問題が起きたと述べている。
バンドーンは16時前にコースに復帰、セッション終盤までタイムシートの首位にとどまっていたが、最後にフェラーリのシャルル・ルクレールに抜かれて2位となった。
「途中、(トラブルにより)中断しなければならなかったが、それでもとても有意義な一日だった」とバンドーン。
「一日を通して新しいパーツをマシンに装着してテストした。これに関してとてもポジティブに感じているし、一日のなかで正しい方向に進んだのは間違いない」
「新しいパーツをコース上で試し、新パーツがいい反応を示し、マシンのパフォーマンス向上を確認できるのはうれしいことだ。もちろんこれはテストだから、大きな意味は持つわけではないけれど、役立つデータを集められるから、それを分析して、理解を深めることができる。2日間にわたってたくさんの作業を予定している。サマーブレイクの後、また一歩前進してシーズン後半に向上できることを願っている」
「レースウイークエンドの後のテストはいつだってチームにとって貴重な機会になる。うまくいったこと、うまくいかなかったことの確認ができるし、週末のセッションで試すのはリスクが大きすぎるような新しいパーツを導入するチャンスにもなる」
「ハンガリーで僕らはとてもいい週を過ごした。常にトップ10に入っていたことはポジティブなことだよ。ランド(・ノリス)が走る明日も順調にいって、頑張ってきたチームがサマーブレイクを迎える前に、貴重なデータをさらに集めることができるといいね」
「F1」をもっと詳しく
「F1」のニュース
-
入賞のチャンスを逃した角田裕毅、終盤のチームオーダーには怒り「チームの考えが理解できない」:RB/F1第1戦決勝3月3日7時48分
-
シンガポールGP主催側との汚職事件で閣僚が起訴。今後のF1開催契約に政府は“疑問なし”1月21日21時5分
-
ハミルトンがフロア規定違反で失格、2位表彰台を失う。ルクレールの6位も取り消しに。角田が8位に昇格/F1第19戦10月23日9時47分
-
【角田裕毅F1第8戦分析】ポイント獲得の喜びから一転。入賞圏外に降格し落胆、レース後にはへたり込む姿も6月5日14時12分
-
ハミルトン今季初表彰台「まだマシンとの一体感はないけれど、レッドブルに近づくことは不可能でないと感じた」F1第3戦4月3日7時14分
-
レッドブルF1と新幹線が並走!? 驚きの映像作品『BAKUSOU』が公開1月30日20時46分
-
レッドブルF1が700万ドルの罰金と空力テスト削減のペナルティを受け入れ。FIAがコストキャップ違反チームとの合意を発表10月29日2時24分
-
2022年の新F1タイヤ規則への適応を進めるドライバーたち。タイヤウォーマーの温度引き下げには懸念の声10月15日13時15分
-
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが大雨の鈴鹿で初優勝、ドライバーズ選手権2連覇を達成【決勝レポート/F1日本GP】10月9日18時19分
-
好調フェラーリF1、最速説は否定「本命は依然としてレッドブル&メルセデス」と代表3月14日7時29分