リカルド「ハードでは全然グリップがなくて、避けきれずストロールにヒットした」:マクラーレン F1第13戦決勝
2022年F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースが行われ、マクラーレンのダニエル・リカルドは15位でレースを終えた。
■マクラーレン・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=15位
残念なことに、浮き沈みの「浮き」よりも「沈み」の方が多かった。スタートの蹴り出しはいい感じだったものの、そこから少し順位を下げて、ターン1へのブレーキングではほぼフィールドの真ん中あたりにいた。悪くないポジションだと思ったよ。
ところが、ターン1の出口でアルピーヌの1台が上がってきて行き場がなくなり、コース外へ逃げるしかなかった。そうしないとフロントウイングを壊されそうだったからね。それで車速が落ちたままターン2に入り、またアウトサイドを大回りするハメになったんだ。そんなわけで、1周目はちょっとひどかったね。
その後、ソフトタイヤはすぐにダメになり、あのタイヤではどうすることもできなかった。ミディアムに履き替えてからは少しは良くなって、2台のアルピーヌを一度にまとめて仕留めたりした。あれは面白かったな。それからしばらくの間、ミディアムでは(ランス・)ストロールを抑え込むことができたんだけど、ハードに交換してコースに戻ると、彼はソフトを履いていて、こっちは全然グリップがなかった。もちろん接触は避けようとしたんだ。だけど、残念ながら避けきれずに彼をヒットして、スピンさせてしまい、ペナルティを受けた時点で、僕のレースは終ったも同然だった。ハードタイヤはまるで機能しなかった、というか、僕にはどうしても機能させることができなかった。
もちろん休暇を楽しみにしている。そして、後半戦ではもう少し速く走れるようになって戻ってくるよ。
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