BMW Team Studie スーパーGT第5戦富士 予選レポート
【予選】Round 5:FUJI
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 FUJI GT 300KM RACE
公式練習
気温 28.4℃ 路面温度 34℃
Rd.5 の初日は曇り模様のスタート。Team Studieのプラクティスセッションは、ヨルグ選手のドライブで走行を開始した。ヨルグ選手は、多くの時間を費やし、このラウンドにマッチングの良いタイヤの選定、マシンセットアップの確認を実施。準備されたメニューを消化して、荒選手にステアリングを渡した。
マシンに乗り込んだ荒選手は、残りの時間でセットアップとタイヤを確認。セッション終了間際に予選シミュレーションを実施しようとしたが、赤旗発生のためにアタックを行うことなく、セッションを終えた。
公式予選 Q1
気温 31℃ 路面温度 38.4℃
Q1はヨルグ選手が担当。チームはアタックのタイミングを計り、セッションスタートから若干のウェイティングを経て、マシンをコースへ送り出した。
ヨルグ選手は、アウトラップに続く計測1周目と2周目でタイヤを温め、計測3周目にペースアップ。まずは1分40秒台を計測すると、続く計測4周目にアタックを開始。午前のセッション後に変更を加えたセットアップと、ヨルグ選手のミスないドライブで1’38.097を計測。公式予選Q1を1位ポジションで通過した。
公式予選 Q2
気温 30℃ 路面温度 38.8℃
Q2は荒選手が担当。このセッションもコースオープンと同時にはマシンを出さず、1分程のウェイティングの後、Studie BMW M6 はピットを後にした。荒選手は、計測1周目・2周目とアタックのタイミングを計り、計測4周目にアタック。Q1からさらにタイムを削った1’37.809を計測し、2番手のポジションでQ2を終えた。
鈴木康昭チーム代表兼監督
ポールポジションを逃したのは正直残念でしたが、非常に良い予選だったと思います。明日は同じM6 GT3のARTAさんとガチンコのレースをしたいなと、非常に気合いも入り、楽しみにしています。
ヨルグ・ミューラー選手
とてもとてもハッピーです。そして予選タイムの良さに驚きました。今朝のフリープラクティスではタイヤのドロップがありましたが、チームはその後予選に向けてファンタスティックなクルマに仕上げてくれました。明日のレースでは特にタイヤ摩耗管理がカギになります。それをコントロールできるクルマに仕上げ、 全開プッシュでトロフィーを狙います。
荒聖治選手
自分としては、ミスの無い非常に良いアタックラップができたと思います。クルマ、タイヤ共にパフォーマンスがとても良かっただけに、ポールを取れなかったのは残念でしたが、最高のポジションからのスタートですので、良いレースをしたいと思います。
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